日々の萌語りとSS
パラ銀後・通販後に、色々な方からコメント等のご連絡をいただき大喜びしております。
荒野を行くような辺境サイトにもかかわらず送っていただいた暖かなコメントに、この世のどこかで拙作を読んで下さる方がいらっしゃるのだと感じることができて、すごくやる気をいただきました。
どうもありがとうございます。
さて、2011年パラ銀のリアムウ本(詳細はこちらのリンクからどうぞ)に短編を書かせていただいたのですが、それ以来頭の中でリアムウがぐるぐるしていました。ということで脳内キャッシュをクリアすべくリアムウSSを書いていたのですが、来週半ばに引っ越しをひかえてSSは多分間に合わなさそうなので、取り敢えず本日はマイ「語り」を先にアップさせていただきます。
ムウ様のお相手としてサガとアイオリアは殆ど対比されることが無いと思うのですが、13年前を考える上では、結構自分の中では好対照です。
13年前について、サガはきっと全てを知って把握することにより事態がコントロールできる、上手くいかないのは自分の情報量や理解が足りないからとか、やり方がまずいからと考えるような、実力あるエリートに典型的な完全主義者の思考回路だったのではないかと思うのです。
一方アイオリアは、兄の汚名にも関わらず聖域に聖闘士として留まり続けました。そして原作中には兄の死の真相を知ろうと画策した描写がありません。
これはアイオリアの、過ぎたことは過ぎたこととして潔く言い訳なしに引き受けた上で、自分は振り返るのではなく「これから」を見るのだという意志の表れだと思うのです。
そしてそれはサガには無いタイプの強さなのではないかと。
頭が回る人にとっては、「知らないでいること」に耐えてシンプルに現在の自分だけで勝負するのって物凄く大変だと思うのです。「知ること」の重さ、辛さもあるけれど、「知らないでいること」の重さや覚悟と言うのは、ある種の人にとってはほとんど考え難いあり方ですよね。
ムウ様とサガは多分その辺り似ていて、「知ること」によって備えようと言う思考回路だと思うのです。ある種優等生的といいますか。だからきっと「知らないでいる」こと、能動的に事態をコントロールできないことには耐えられないのではないでしょうか。
でもアイオリアにはきっと、敢えて知らないままでいる覚悟を決めて、前を見て突き進んで行く強さがあるのではないでしょうか。それはある種受け身の中での強さとも言えると思うのですが、どんなことが起ころうと自分は自分であり、何がふりかかってこようと負けないという強い意志の現れで。
アイオリアはきっと兄の件で聖域でいじめられっ子だったり、鬱屈を抱えてたりしたと思うのですが、20歳のアイオリアにはそういう暗い影が感じられない。だからきっと、どこかで乗り越えて大きく変わったんだろうな、と思うのです。
だから、20歳のアイオリアを掘り返すと色々過去の苦しさが出てくる(その辺り男の色気が)、でも、その上で、ええい面倒!でぶっ飛ばすのがすごくカッコいいと思うのです///
サガムウは、いわば似た者同士がわかりあえる繋がり方で、互いに追い詰めあっていく中での、宿命の相手的な悲劇的な幸せだと思うのですが、リアムウはアイオリアのある種大らかな受け身とも言える(実は逡巡の果ての)思いきりのいい割り切りによってひきだされていく、保留なしの幸せエンドだなあ、とつしみじみ思います。
色々ジャミールでぐるぐると思っていそうなムウ様にとって、脳筋といわれるアイオリアのあり方は、逆説的に救いであり、いつもそこに戻って確認できるマイルストーンなのではないでしょうか。
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荒野を行くような辺境サイトにもかかわらず送っていただいた暖かなコメントに、この世のどこかで拙作を読んで下さる方がいらっしゃるのだと感じることができて、すごくやる気をいただきました。
どうもありがとうございます。
さて、2011年パラ銀のリアムウ本(詳細はこちらのリンクからどうぞ)に短編を書かせていただいたのですが、それ以来頭の中でリアムウがぐるぐるしていました。ということで脳内キャッシュをクリアすべくリアムウSSを書いていたのですが、来週半ばに引っ越しをひかえてSSは多分間に合わなさそうなので、取り敢えず本日はマイ「語り」を先にアップさせていただきます。
ムウ様のお相手としてサガとアイオリアは殆ど対比されることが無いと思うのですが、13年前を考える上では、結構自分の中では好対照です。
13年前について、サガはきっと全てを知って把握することにより事態がコントロールできる、上手くいかないのは自分の情報量や理解が足りないからとか、やり方がまずいからと考えるような、実力あるエリートに典型的な完全主義者の思考回路だったのではないかと思うのです。
一方アイオリアは、兄の汚名にも関わらず聖域に聖闘士として留まり続けました。そして原作中には兄の死の真相を知ろうと画策した描写がありません。
これはアイオリアの、過ぎたことは過ぎたこととして潔く言い訳なしに引き受けた上で、自分は振り返るのではなく「これから」を見るのだという意志の表れだと思うのです。
そしてそれはサガには無いタイプの強さなのではないかと。
頭が回る人にとっては、「知らないでいること」に耐えてシンプルに現在の自分だけで勝負するのって物凄く大変だと思うのです。「知ること」の重さ、辛さもあるけれど、「知らないでいること」の重さや覚悟と言うのは、ある種の人にとってはほとんど考え難いあり方ですよね。
ムウ様とサガは多分その辺り似ていて、「知ること」によって備えようと言う思考回路だと思うのです。ある種優等生的といいますか。だからきっと「知らないでいる」こと、能動的に事態をコントロールできないことには耐えられないのではないでしょうか。
でもアイオリアにはきっと、敢えて知らないままでいる覚悟を決めて、前を見て突き進んで行く強さがあるのではないでしょうか。それはある種受け身の中での強さとも言えると思うのですが、どんなことが起ころうと自分は自分であり、何がふりかかってこようと負けないという強い意志の現れで。
アイオリアはきっと兄の件で聖域でいじめられっ子だったり、鬱屈を抱えてたりしたと思うのですが、20歳のアイオリアにはそういう暗い影が感じられない。だからきっと、どこかで乗り越えて大きく変わったんだろうな、と思うのです。
だから、20歳のアイオリアを掘り返すと色々過去の苦しさが出てくる(その辺り男の色気が)、でも、その上で、ええい面倒!でぶっ飛ばすのがすごくカッコいいと思うのです///
サガムウは、いわば似た者同士がわかりあえる繋がり方で、互いに追い詰めあっていく中での、宿命の相手的な悲劇的な幸せだと思うのですが、リアムウはアイオリアのある種大らかな受け身とも言える(実は逡巡の果ての)思いきりのいい割り切りによってひきだされていく、保留なしの幸せエンドだなあ、とつしみじみ思います。
色々ジャミールでぐるぐると思っていそうなムウ様にとって、脳筋といわれるアイオリアのあり方は、逆説的に救いであり、いつもそこに戻って確認できるマイルストーンなのではないでしょうか。
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自己紹介:
中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
その他☆矢派生作品(Ω、LC等々)の感想も。
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