日々の萌語りとSS
今週のΩ、玄武がノリノリでしたね!初登場時の雰囲気からは、とてもあんなによくしゃべる熱い性格だとは思っていなかったので完全に予想外でした。でも熱血&口が達者はまさに車田キャラだと思うので、個人的には楽しかったです。「アテナの」聖闘士という言葉も久々に聞けましたしv 水瓶座は・・・(号泣)
というわけで、その「アテナの」聖闘士なのですが、サガはアテナ殺害を企ててしまったわけですが、その辺りどうだったのでしょうか。
そこで思いだされるのが海編でカノンをスニオン牢に突っ込む時の回想シーンです。
悪い子カノンにサガはついにキレて、「だまれ、もはやお前の様な悪魔をこのまま放っておくわけにはいかん!」となる訳ですが・・・
「アテナを殺せだと・・・」と言って激しく動揺している様子を見るに、「アテナの」聖闘士であるサガにとって、カノンのこの言葉はまさにthe last straw、最後の一線を遂に超えてしまったわけですよね。
しかしながら、そこまでカノンを許すわけにはいかないと思ったのなら、サガ自身がカノンにもっと厳罰を与えても良かったと思うのです。しかしサガは、カノンをスニオン牢に突っ込むにだけにとどめました。「カノン、その岩牢からは神の力をもってせねば生涯でることはかなわん」と言って。
つまりサガは、少なくともあの時点ではアテナの審判に判断をゆだねるという気持ちがあったのだと思います。いかに自分が聖域での「正しさ」を理解・体現していると思っていても、あくまで最終決定権は人である自分ではなく、神としてのアテナにあると考えていた訳で。
そのあたり、裁くことができるのはアテナだけであり、自分はアテナの判断に全てをゆだねるという、まさに正統な「アテナの」聖闘士の発想だなあと思いました。(実際赤んぼアテナはカノンを助けてますしね!)
そんなサガがアテナに弓引いてしまった時点で、サガ自身はもう自分は取り返しのつかないことをした、あらゆる意味で終わった、と思っただろうなと思います。
這いつくばって謝罪して、生きて自分の罪を償おうとしたカノンもすごくカッコいいですが、スニオン岬での態度を見るに、
サガは(いかに黒がノリノリであろうと!)、きっと城戸沙織が真正のアテナだったら、自分はせめて命をもって贖うしかないと考えたであろうと思うのです。
それは死に逃げたサガの弱さとかそういうことではなく、「アテナの」聖闘士だったサガにとって、アテナに拳を向けた時点で筋の通った結末は、アテナの前で自害するしかなかったのだろうな、ということで。
サガはあまりにも「アテナの」聖闘士だったからこそ、(黒)サガとして地上を必死で守り、役目を終えたらアテナの前で自害と言う形で詫びる道を選んだのでしょう。
多分カノンはそこまで「アテナの」聖闘士としての縛りがないからこそ、生きて償なうという選択肢があったのではないかと。だからあの自害は、サガの弱さというものとはまた別の次元の話だと思うのです。
と、まあ、そこまで覚悟の座ったサガが、ムウ様相手にだけは心の揺らぎを見せる、っていうのが拙サイト的には最萌えポイントのひとつなんですけれど!(冥王十二宮編冒頭白羊宮前)
サガにとってはアテナ=絶対的な神ですよね。でも、ムウ様に対してだけは、葛藤に引き裂かれつつも心を垣間見せてしまうんですよね。なんというドラマチック。(という妄想)
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中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
その他☆矢派生作品(Ω、LC等々)の感想も。
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