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日々の萌語りとSS
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エデンとサガ・カノンに関するどうでもいい個人的な雑感です。




しかしながら、エデンってあちこちからすごく愛情を注がれていますよね。重たくいびつなものも含め。

父上は「エデンが王となる新しい世界を!」だし、姉上は「エデンはきれいなままでいて」だし、ミケーネは「私のプリンスにお仕えします」だし、問題の母上に至っては・・・

あれだけ愛情を集中的に注がれて、ある意味よく潰れなかったですよね、エデン。
周囲の関心と期待を一身に背負って、子供のころから「お前のために作る新しい世界の王になれ」だなんてとてつもない要求を常に両親からつきつけられて。
エデンはほんとに素直で真面目で、けれど多分本質的には繊細ではないんでしょうね。
だからアリアに逃げられちゃう。

みんなからの愛情を一身に受けていたエデンだけれど、自分が大切にしていたアリアが、唯一エデンに愛情を返してくれなかったというのがとても興味深いです。
(いえ、アリアなりにエデンに好意を持っていたと思いますが、でも「イイ人なんだけど、なんかいつもちょっとピントがずれているのよね~」だったわけで。)

でも、そういうエデンの的外れだったアリアへの親切や愛情っていうのは、エデンが相手の気持ちが分からない押しつけるだけの人間だったという訳ではなく、むしろ単にエデン自身が、物事を突き詰めて深く考える完璧主義なタイプではなかったからだと思うのです。無意識的なのか、あるいはナチュラルボーンのものなのか、「これ以上突き詰めるとヤバくなるポイント」の手前で自然に引き返せる子。

そして、エデンはそうだったからこそ、周囲からの過剰なまでの関心と愛情に歪んだり潰れたりすることはなかった・・・


もしサガがエデンの立場にいたら、絶対黒が発動したような気がします。サガにはそういう、周囲に対する敏感さ、細やかさ、考えるほどに悪い方へ行くと分かっていても徹底的に考えてしまう生真面目さがありそう。

でも、きっとカノンは大丈夫。カノンには良い意味での鈍感さといい加減さがありますよね。
もちろんサガとカノンの置かれていた立場の違いというのも大きいですが、カノンは本質的に繊細では無いと思いますし、そのいわばある種、雑でこだわらない部分がカノンの明るさや強さの源なのだと思います。

そして、だからムウ様はそんなサガを見捨てられないのでしょうし、でも私としては「ムウ様、カノンの方が絶対楽に幸せになれるよ~」と思うのでした。


*拍手ありがとうございましたv ひとパチひとパチがとても心にしみます。
今更ながらの冥王星族の話も失礼いたしました。少しでも参考になったなら嬉しいです。


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