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日々の萌語りとSS
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お誕生日おめでとう~、貴鬼!

コミックの小鬼のような貴鬼もアニメの元気で健気な貴鬼もほんとにかわいかったですが、よもや大人黄金貴鬼に再会できるとは・・・(感無量)
あんなに元気いっぱいの男の子だった貴鬼が、どんな疾風怒濤の青春を経て、Ωのやさしい感じの落ち着いた大人に育ったのかと思うと、妄想がとまりません。
(ムウ様とは成就したのかな~、いつどこでどんな風にかな~、でも成就しないのもまたいいな~、泣くかな~、むしろムウ様が泣くかな~・・・)

小さい子供というのは物語の希望だと思うのですが、その希望が大きく育って実って、また次の希望を育てているのだと思うと、ほんとに羊一族は☆矢世界の縦糸ですね。
そして羅喜がまたなんとも可愛くて!媚もわざとらしさもない、☆矢世界らしいとってもいいキャラだと思うのです。

そして☆矢世界のキャラといえば、世の中に「属性」とか「キャラ」とかいうある種のテンプレが前提知識として広く共有される以前の人物造型だというところが、その大きな魅力のひとつだとかねがね思っております。(ドS、ツンデレ、ドジっ子、ろり枠とかそういう類の)

そういう類型化ってわかりやすくツボに入るから、作品世界に入り込みやすいし、好きなものをすぐみつけられる良さはあるけれど、いかんせん広がりにかけると思うのです。極端にいえば、作品Aのクールキャラを作品Bのクールキャラに入れ替えることも可能的な意味で。
もちろんそこにはバリエーションはあるわけですが、あくまで属性の組み合わせによる変化球の延長上にあるようで、どこか既視感を感じてしまう。

ところが☆矢キャラにはそういう共通理解(「ああ、この子は優等生委員長タイプね」「こいつは二重人格枠ね」)の成立する以前の作品&作者らしく、そういう枠組みにとらわれない素晴らしさがあって。ムウ様はムウ様であり、貴鬼は貴鬼であって、「こういうキャラ」という分類にはめこめない。
そこが色々妄想していて楽しいところで!

また日本では、多分戦隊もの~の流れなんかで強化されていったんだと思うのですが、色とキャラの類型化・固定化が広く共通認識となっているように思われます。例外やバリエーションはあっても、赤→元気、青→知性云々みたいに。
でも、じゃあ色的にクール枠であろう紫龍や氷河がそうかというと、全然そうじゃなかったりする。やりつくされたからわざと外すとかじゃなくて、最初からするっと違う。そういうのがいいなあ、と。

とまあ、そんな風に思って☆矢が好きなんですが、そういう意味ではΩキャラもなかなか健闘していると思うのです。羅喜も、かわいいけど紳士向けのロリじゃないし。


・・・というメタ話の上、全部個人の勝手な思い込みなのですが、要は「☆矢は既存の枠にとらわれない人物造形が素晴らしい!」ということでした。
だってそもそも作品&作者自体が、既存の枠成立前の、むしろそういう枠を形成していった原点となる時代の作品群のひとつですものね。
つまり☆矢はまさに「神話」。



*いろいろ拍手ありがとうございました。まとまった時間がなかなかとれず、サイト作品が更新できなくて無念です。ごめんなさい。連打の方、お気持ち嬉しいです。
旧作にコメント下った不要の方、どうもありがとうございました。とても励まされましたv








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中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
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