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日々の萌語りとSS
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同じ行為なのに子供の頃と大人になってから意味が違うとか、ごくふつうのことがそのふたりの間では意味深かったりするのが好きです。傍からはパッと見分からない、ふたりだけの特別な色彩を帯びているという状況 (*´▽`*)


「蝶結び」に色々拍手&ブクマどうもありがとうございました。連打とても嬉しかったです。
↓拍手※お返事です。
Iさま
とても嬉しいメッセをどうもありがとうございました!ほのぼの油断…やはりどうしてもサガムウはアダルトな方向に行ってしまいますよね(笑)大きくて指の長い綺麗な手で有無を言わせずするする紐をほどいて欲しいです。(ムウ様の髪のあの紐も)
生活の変化は慣れるまで思いがけず消耗しますよね。新生活のペースをゆっくりつかんで、ひと段落されたらまたぜひサガムウを(*‘ω‘ *)


***


以下、シオンとかカノンに関するあれこれを抜きにしたとしても、サガにとって聖域と教皇位は大きな意味を持っていたんじゃないかな、という妄想考察。例によって認知の歪みがはなはだしいです。(一部再録)


***

サガは思い切りいろいろやらかしてるわけですが、それでも結局は、ある点では誰よりも聖域に生きるアテナの聖闘士だったなあと思います。

他の黄金達は戦いや任務を通してアテナに仕え地上を守っていますが、サガは聖域の存在そのものにも深く関わり、支えようとしていますよね。

技術者とか専門職によくあると思うのですが、出世してマネジメントに関わるよりはむしろ現場第一線にいたい。それが20代の現役聖闘士のみなさんの一般的な感覚だと思います。(マネージメントは面倒ですしね)

だから教皇に指名された時アイオロスは、「は?わ…わたしがですか…?」と戸惑いを見せています。多分アイオロスは、「第一線の戦士」としてアテナに尽くすことを本懐としていて、教皇(マネジメント)は自分の主義の範囲外だからサガに任せた、サガと教皇位を争う気はないよ、位に思っていたんじゃないかと。

でもサガは最強クラスの戦士であることに加え、教皇となってアテナの聖域そのものを支えようともしていました。

有能で年長であるサガは、アテナの聖闘士としてアテナに仕えることと、聖域を運営することは、現実に自分ができることとしては同じことだと考えていたのではないでしょうか。戦士として優秀であるだけでなく、聖域を支えることもまた、別の形でアテナの聖闘士として地上を守ること。
多分、それはサガ以外の他の黄金聖闘士(彼らが次代教皇候補なわけですが)の誰も、考えて/意識していなかったことで。

サガはやはり誰よりも真面目で責任感と規範意識が強いのでしょう。
だからこそ教皇に選ばれなかったことに、あれほどまでに傷ついてしまう。

もし権力欲だけの話だったとしたら、教皇に選ばれなくたって大丈夫。むしろ、影の実力者の方が実際は権勢をふるいやすいくらいですし。アイオロスをアドバイスと言う名で影から操る黒幕みたいな立場にだってなれる。かえって好都合なくらいかもしれません。

けれどサガにとっては、アテナの聖域の頂点・教皇というタイトルそのものにも大きな意味があるのですよね。それは単なる権力欲ではなくて、年長のアテナの聖闘士としてのサガの責任感や誇りに直接結び付くもの。「ずるして」裏から教皇を操る「黒幕」じゃダメなんですよね。

だからこそ少年サガは、シオンやカノンの件を抜きにしたとしても、それでもやっぱり教皇に選ばれたかっただろうな、と思います。

黒サガがことさらに「私が地上の支配者となるのだー!(ウワーハハハ)」と言っているのって、逆に、引っ込んでしまった白サガが「スターヒル事件はそういうことにしておきたい」って思ってるのではないでしょうか。
そこまで意識し努力してきたのに選ばれなかったこと、報われなかったことに傷つく自分を思い知るよりは、黒サガの言うように単なる権力欲からのクーデターということにしてしまった方がまだ楽。


というような聖域サガ妄想。

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