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日々の萌語りとSS
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ホットヨガ(←まだ行ってます。エア数珠が見えるようになってきました)で知り合った中華系の人のおうちに遊びに行ってきました。
成功した貿易商の御主人を持つキアラはヨーロピアンとアジアンが混じったかわいい美人さんです。角度によっては深い藍色や灰色に見える瞳が魅惑的。
建築雑誌に載っている様なモダンな豪邸で(パーソナルジムつき)、ミントティーとパイナップルクッキーで色々雑談しました。
やはり華僑の人はいつどこで突然火の粉が降りかかってくるかわからないので、完全に油断することはなく生活しているそうです。(財産を国外にも置き、国内でも夫婦で別々に所有、持ち出し用財産も隠し持つなど)
彼女自身も、中華系の人への弾圧が厳しくなりそうな気配があったため、小学生の頃から身の安全を期して親元離れて海外の寄宿学校にいたそうです。
でもそんな彼女は日本人には好意的で、日本にもう3回も遊びに来たそうです。家族も日本好きで、スシが好物だと。

こういう風に草の根レベルで「日本に好意的」というのは、結局「日本の文化」に対して好意を持っていることが多いんですよね。(でなければ、たまたま知り合った日本人がいい人だったか)

「植民地博覧会」で「有色人種のライブ生活展示」を行ったほど白人至上主義のヨーロッパで、かってオーストリア人が日本に対して比較的好意的だったのは、彼の地では「日本文化」に対する理解が他のヨーロッパ諸国よりも深かったからだとも言われています。(世紀末とか)
「こんな素晴らしい文化を持つ日本人は野蛮人とは思えない」と。
文化の正しい形での発信や自国文化の宣伝は、安全保障の強力なツールになりうるんですね。


では翻って、21世紀の日本が一般レベルで世界に発信できる身近な文化とは何かと言うと、やっぱりアニメとかまんがだと思うのです。
日本のまんがやアニメを大好きだった人は、大人になっても日本に対して好意的な気持ちか、少なくとも一定の評価を持ち続けると思うのですよね。

実際キアラのお子さんも「ポケモン」とか「イヌヤシャ」とか「セイヤ」が好きで、日本に是非また行きたいわ~と。


「な、なにいいぃ!」 驚いて椅子から転がり落ちそうに!)

もちろん、「日本に来た時は案内するね!」と言いました。(どこを?パラ銀??)

セイヤによる草の根安全保障外交が成立したのを感じた瞬間でした。


*拍手どうもありがとうございました。最近沢山のご訪問(当サイト比)を頂き、大変うれしいです。
 

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