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日々の萌語りとSS
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サガムウは、ほんとに矛盾とか葛藤とか運命とか、そういうドラマティックなフレーズがこれ以上ない程はまりますよね。
しかも、この二人は実は直接関わっているわけではないと言うところがまた事態をややこしくしていて、そこが個人的には妄想のしどころだと思ってます。

たとえば、サガはシオンを殺害しますが、ムウ様は直接サガに何かをされたわけではない。
だから、シオンとサガは「許し=許され」が成立すると思うのですが、ムウ様とサガの間では厳密にはそれは成り立たない。だって、サガの「シオン殺害」を「ムウ様が」許すというのは無理ですよね。

ムウ様にとっても、自分の受けた被害ではないのに、自分が勝手にサガを許していいのか、という葛藤は当然あるでしょう。シオン様を殺した相手を、自分ははたして許して(好きになって)いいのか。

そんな風に、本来恋心なんて二人の間の問題の筈なのに、サガムウの場合はどうしても当事者以外の別の要素が関わってきてしまう。二人の間には自分達でコントロールできない第三の要素がアプリオリに介在している。

しかも、二人の恋を邪魔するものが、政治とか立場の違い(ラダカノとか?)のような外部条件に起因する物とか、本人たちの人間性の問題なら、究極的にはそれらを捨て去れば解決することもできるでしょう。
しかしサガムウの場合、二人の間にあるものは「過去」(しかも自業自得の・笑)&「もういない第三者」なので、今更どうすることもできない。

「自分ではどうすることもできない」という要素が「運命」とか「ドラマティック」の非常に重要な要素だと思うのです。
サガムウにおける心情的な波乱は、意地の張り合いとか、嫉妬とか、すれ違いとか、そういう両思いの恋人の間に起こる行き違いじゃなくて、質的に異なる行き違い。

ほんとは二人はお互いをわかりあえて、両思いになって、ってごくシンプルなものの筈なのに、サガムウはそもそも恋心を認めることすら難しいというところから始めなくてはならない。

となると、じゃあどうやったらサガムウが成立するのよー!?と大変面倒なことになるわけで、
もうサガムウ無理じゃない?って思ったりもするのですが(笑)、
そのややこしさこそが、一筋縄ではいかないサガムウの醍醐味じゃないかと、勝手に気をとりなおしては、ハーデス編に悶絶する毎日です。


色々拍手どうもありがとうございました。連打の方、ありがとうございます、サガムウ頑張りますv
以下お返事です。

M様

拍手メッセどうもありがとうございましたv
ようやく気持ちよく過ごしやすい季節になってきましたね。M様も体調戻られたようで良かったです。
この時期、新緑の瑞々しい緑はまさに少年ですよね。まだまだ寒い季節に凛と咲く白梅ムウ様もハナモモアフロも胸にじんわりじーんときますが、若々しい葉を伸ばす5月の木々もまた格別ですね。(少年ムウ様でも貴鬼でもどちらでも!)。私もアンソロでM様の幸せ作品拝読するのを楽しみにしておりますvvv


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中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
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