忍者ブログ
日々の萌語りとSS
[863]  [862]  [860]  [859]  [858]  [857]  [856]  [854]  [853]  [852]  [850
『黄金魂』が終わり、なんともいえない喪失感にたたずむ9月の終わり。
百回くらい言っていますが、本当にもっと尺があったら良かったなあ、とつくづく。いろいろ良エピソードがあったのに時間の関係でさくさく進行してしまってすごく勿体なかったです。

黄金聖闘士側ももちろんのこと、特に新キャラとして登場したアスガルド側の掘り下げがもっとあったら良かったなあと思うのです。そのあたりがもっと時間をかけてしっかり描かれていたら、黄金達との戦いもより一層印象的なものになったでしょうに。
なにより、黄金聖闘士含む彼らみんなをもっともっと見ていたかった…
(やはりPS4をサンタさんにお願いするしかない!?)


(以下、アンドレアスについて。あんふろ要素ありますので苦手な方は回避お願いします)


*いつも拍手ありがとうございます。見ていて下さる方がいらっしゃると思えるのが何よりのやる気のもとです。ありがとうございます。






『黄金魂』最終回、ほぼ全て予定調和的で、ある意味覚悟していた通りの着地点だったのですが、そんななか個人的に特に気になったのはアンドレアス/ロキです。

ロキは邪神として討ち滅ぼされるしかなかったのでしょうが、善良な宮廷医師だったと思われるアンドレアス本体はどうなってしまったのでしょうか。
ロキの中に彼の要素は残っていたのか、そもそもロキとアンドレアスは憑依なのかどういう関係なのか、どういう経緯でアンドレアスがロキとなったのか?ロキを受け入れたのは彼自身の意思なのか、それともロキに一方的に支配されてしまったのか、あるいは本人はもうほぼ消滅してしまったようなもので完全にロキが体を動かしているのか。 そのあたりが全て不明のまま終わってしまったので、大変気になっています。

偽教皇サガと通じるものもありますが、アンドレアス「様」は神闘士に忠誠を誓われ、命を捧げられていたわけですが、その信頼関係はどこに根ざしていたものなのでしょうか。もともとの医師アンドレアスの仁徳なのか、アンドレアス様の中のロキのカリスマ性なのか、医師時代から培ってきたかつて訓練生だった神闘士たちとの時間が育てたものなのか。

最後のほうにユグドラシルにとりこまれた神闘士たちも無事復活し、アスガルドの復興に尽力している場面がありましたが、アンドレアス/ロキについては描写がないままでした。黄金聖闘士にぼこられてあのまま吹っ飛んでバイバイキーン(キラリ)なのでしょうか・涙

できれば、アンドレアス本人もロキから解放されて、許され、罪を悔いつつフロディ達ともにアスガルドのために力を尽くしていく、という描写があったら良かったなあ、と思うのです。せめてひとカットだけでも医師ドレアスがアスガルドのために頑張っている場面があったら。(神闘士達と訓練生の面倒を見ているとか、逆に、罪を悔いて宮廷を離れて貧乏寒村で地域医療に尽くしてるとか)

でも、『黄金魂』の製作陣にとってはアンドレアス/ロキは打ち砕くべく強大な敵であり、経緯にしても正体にしても、それ以上の意味を少なくともこの尺の中では付与する気はなかったということなんですよね。それはまあ昭和の男性向けバトルアニメとしてはそういうものかもしれないですが、かえすがえすも残念!(><)

でも、こういう風に公式が隙だらけというのがある意味☆矢らしさでもあるわけなので、ここは開き直ってよい二次創作の材料が提供されたと喜ぶという手もありますよね。描かれていない分、妄想は羽ばたき放題ですし。
なんといっても「こういうのがみたかった」妄想で話を膨らませるのが虹の原動力!


ということで、アンドレアスは生きてアスガルド復興のために力を尽くしていると信じてます。
寝椅子仕様としか思えない巨大な椅子で、浮かぶ駒を弄びながら怪しく微笑んでいたスーパー攻め様だったアンドレアス様が、医師ドレアスに戻った後のフロディとの関係も、乞うご期待なところです。





拍手[7回]

PR
web拍手
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
バナー。リンクの際はお持ち帰りでお願い致します。
プロフィール
HN:
たると
HP:
性別:
女性
自己紹介:
中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
その他☆矢派生作品(Ω、LC等々)の感想も。
御用の方は拍手またはこちらまでどうぞ↓
gotoplanisphere☆yahoo.co.jp ☆→@

忍者ブログ [PR]