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日々の萌語りとSS
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昔、知人の伝手で遊びに行ったお宅に、18世紀フランス家具の本物と偽物のコレクションがありました。わざとランダムに混ぜて置いているのですね。(偽物と言っても十分に古いヴィクトリアンとかの物なんですが)
それで面白かったのは、日本の漆の衝立なんかのパネルを外して組み込んでるバロック~ロココの家具があるんですが、この漆パネルには他にも中国産のなんかもありました。つまり日本製パネル使用の物が「本物」。

それで、質はともかくとして日本人の私には「これは日本製」となんとなく分るのですが、他のヨーロッパ人には案外分らないものなんですよね。「どうやって見分けるの?」と訊かれても、え、それはケースバイケースだけど、やっぱりいろいろ雰囲気とか違うよね?って。↓
上・中国製漆、下・日本の漆屏風を組み入れたフランスロココ家具。オルモルマウント使用。

    

ではこちら↓は、はたして日本製の漆でしょうか~?
 

えーと、言うまでもないのですがこれは「コロマンデル・ラッカー」です。こんなあからさまに怪しい感じの漆でも「これは本物(日本製)なの?どうなの?どう見分けるの?」と疑問に思うのね…(^^:)
でも、見慣れてなかったりすると割とそういうものなのですよね。

確かに私の眼には、たとえばJR普通車両はカラーリング以外は全部似て見えて、それぞれの見分け方なんて教えてもらわないとよく分かりません。

 


逆に、関心があるとほんのちょっとした違いでちゃんと別々に見えるんですよね。
   たとえば、サガとカノンとか。



 

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