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日々の萌語りとSS
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ハーデス十二宮篇OVAオリジナルの「慟哭組をムウ様たちがアテナ神殿まで運ぶ場面」なのですが、あのシーンが入っているDVDと入っていないDVDが存在しています。
実は私が最初に手に入れたのは入っていないバージョンだったので、入ってるバージョンを再度買い直しました。だって、だって、あの場面はサガムウを語る上で絶対外せない名オリジナル場面ですので…!!(以下、いつものように認知の歪んだサガムウ妄想)





***

AEの打ち合いで吹っ飛んだ慟哭組を、ムウ様、リア、ミロが掘りだして肩をかしてアテナ神殿へ連れて行きますが、シュラとアイオリア、ミロはカミュに向けて深い思いを言葉にしようとします。それぞれのペアの万感の思いが溢れる台詞と美しく繊細な描写で既にこの時点で滝涙なのですが、最後に出てくるのはサガとサガに肩をかしているムウ様の二人。そしてこのペアは無言なんですよね…!

サガはもうアテナのところに行くことしか考えてないような必死さで、ムウ様はそんなサガを無言で支えて(文字通り!)サガの思いをかなえてやろうとしています。目も逸らし気味で会話のないこの二人に、ある意味一層深いものを感じてしまいました。


結局いつもサガは何も言いません。ムウ様はいろいろ訊きたいことも問い質したいことも、聞いてほしいこともあるでしょうに。
サガはムウ様を置き去りにし、何も言わないまま、自分がすべきだと信じたことを強引ともいえる強い意志で貫き通します。ただ自分の心をムウ様にだけはほんの少しだけ垣間見せて。

ハーデス十二宮編冒頭の白羊宮にせよ、処女宮のシャカの数珠ひっぱりあり場面のにらみあいにせよ、サガはまるで「ムウ、お前にはわかるだろうか」と思っているようで、でも同時に「伝わってなくても構わない」と覚悟を決めているようで。

そしてムウ様はそんなサガの思いも性格も、ちゃんとよくわかっているんですよね。リアやミロがあんなに激昂していても、ムウ様はリアを制して静かに涙を流すだけ。


言葉のない二人は、もう言葉はいらない関係なのでしょうが、でも、それでもムウ様は言葉が欲しかっただろうなあ、と悲恋の二人に涙がとまりません。(号泣)




*拍手&コメントどうもありがとうございました。3次元がいろいろ面倒すぎてバタバタしておりますが、ぱちぱちに沢山の元気をいただいております。
はじめましての方、不要とのことでしたがお礼をひと言だけ。とても光栄なお言葉をどうもありがとうございました。嬉しかったです///



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