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日々の萌語りとSS
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例によって長々しいサガムウ語りです。いろいろ妄想考察しないと、それなりに一貫した物語世界というものが自分には作れないみたいで。>< いつも通りひたすらくどいです。すみません。(「別にそんな自分縛り必要ないんだヨ☆」肩ポン)




*拍手どうもありがとうございました。連打の方嬉しいです、ありがとうございます。
コメント下さった方、いただいたコメントから以下のような妄想がいっきに広がりました。「至高に出会って変態になる」。そうなんですよね、サガはムウ様によって変わるんだと思うのです~☆☆それがいい方向かマズイ方向かは分かりませんが。





***


先日のブログで、「至高の存在と出会って変態になる」ということを書かせていただいたんですが、これって別の言い方もできると思ってます。
至高の存在=ムウ様と出会うことで、「サガは変わる」。



サガは生まれつき能力・容姿ともに優れている上に、努力もできる人だという完璧っぷりのために、彼の行動原理や考え方に変化をもたらすものは中々無かったんじゃないかと思います。聖闘士として死や大怪我も身近にあったでしょうし、病とは無縁でしょうし。ですから生死病怪我関係で価値観が変わるようなこともなさそうです。また、サガに変化をもららすまでに親しくしている存在もいなさそうです。


そんな傲慢で実力ある孤独な20代支配者が大きく変わるとしたら、それは何よりもまず恋によって自分や相手をコントロールできないという状態を思い知ることによってなのではないかと。
どんなに周囲との間に壁をつくっていても、計算していても、恋というものには極端に言えば自分ひとりで思いがけなく落ちてしまえますものね。

ムウ様と出会って、サガは知らなかった感情を知るのかもしれないですし、自分の中にあったけれど気づいていなかったものに気づくのかもしれない。
それは美しく純粋なものかもしれないし、必ずしも美しいものではないかもしれない。

またそれは、「これが自分である」とサガが思っていた自分を壊したり、境界線の向こうへ踏み出すきっかけになるのかもしれない。


どんな恋愛にもそういう力はあると思うのですが、やはりムウ様はサガにとっては特別・特殊な存在だと思います。今まで散々この話は書いてきたのでいい加減やめておきますが(;)、状況的・心情的にサガは絶対ムウ様に無関心ではいられない。

そして「ムウ様」という存在は、単に恋人としてサガを理解し受け止め、支えてくれるだけではありません。ムウ様自身が望むにせよ望まないにせよ、ムウ様の存在自体がサガにとっては断罪であり、罰でもあるわけです。

ムウ様はただ愛情を教えて/与えてサガを救ってくれるだけではなく、ムウ様を愛することによってサガは過去に向き合わざるを得ない。
でも、そうすることによってしか、サガには本当の意味の救いも、未来も訪れはしないんですよね。

そしてそんな特別な存在は、聖域に認められた真正な教皇・シオンの愛弟子であり、アリエスであるムウ様だけなんだと思います。当初幼かったムウ様との13年がサガへの糾弾と罰であり、同時に変化と本当の意味での救いをもたらしてくれる。それはムウ様だけができることなんですよね。


だからこそサガはムウ様を愛することによって変わる。
変わることができる。


(たとえそれが変態方向へだったとしても)



ということで、なんだかマイナススタートからでも、普通に両思いにいけそうな気がしてきました。

拙宅で今まで書いてきたサガムウものは、基本ムウ様サイドからのお話でした。ですからムウ様の目線にこだわるために、意図的にサガの内面描写をオミットしています。そういう意味で拙宅サガムウは「ムウ様の物語」。
でも、このマイナススタートからのサガ眼鏡ムウは、「サガの物語」としていけそう。

結局、自分の妄想の方向性として、ムウ様にもサガにも最終的には幸せになって欲しいんですよね。
まあ、そこに至るまでの間にムウ様にはたっぷり泣いてもらうわけなのですが。



(追記:
それにしても、サガ→ムウ様の必然性はほんとに嫌と言うほど思いつくのに、ムウ様→サガになる理由がいまひとつよく分かりません。そのあたりを突き詰めていくと、カノンの方がいいよね?ってカノムウになっちゃうんですよね。(笑…いごとじゃない(@°▽°@)
顔も体もスペックも同じだったら(←)、面倒くさくなくて同じ帰国生同士のカノンの方がふつうによくない?


















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