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日々の萌語りとSS
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サガの白黒交代の仕組みを考えると、いろいろと妄想が広がります。

白サガの発言からは、白は黒の悪事を止めようとしたり、悲しんでいるのは間違いなさそうです。けれど、印象としては黒の方が強く、白は黒が暴走を抑えることができない。教皇宮で星矢と会った時も、白は「はぁ、はぁ」した後、黒に入れ替わられてしまいます。

一方、とはいいつつも黒の発言によると、白は「ここぞ」という時は黒の行動を止めてもいるようです。
(お前さえいなければ」「いつも私の邪魔ばかり」)

では、なぜ白は黒の暴走を許しているのか。

かなり妄想ご都合設定ぽくなりますが、もしかすると、白は表に出てくる頻度や強さに限界があって、ある一定分のMP/HPみたいなもの(精神力とか体力?)を消費すると、回復するまでは表に出てこられなくなるのかもしれないですね。
作中描写的には、わりとそんな感じ(ある程度頑張って主張するけれど、やがて黒に抑え込まれてとって代わられる)に見えるような気がします。


しかしながら、妄想考察対象としてより興味深いのは、「ここは絶対に譲れない」という時は、実は白は黒の行動を邪魔できるし、実際邪魔してきたであろうという点です。(お前さえいなければ」「いつも私の邪魔ばかり」)

黒の方も、決して白の意思を全く無視して暴走しているわけではない。
たとえば、双児宮で瞬と戦っている時も、白のたしなめの言葉w(「よさないか!見苦しいマネはよせ」)に、黒は素直に従っています。

となると、白が止めていない時というのは、どういうことなのでしょうか。

それは、白自身が結局、黒のその(暴走)行動を容認しているという可能性があると思います。自覚的であれ無自覚であれ。
黒に押し切られているように見えていても、それはあくまで表面上のことであって、本当は白は「これだけは絶対に許せない」と思うことは止められる・・・

だから、多分やっぱり白と黒は同じサガだということなのでしょうね。うぎゃああがなんであったにせよ、規範意識の強い一人の人間の極端な二つの面が多重人格的に発現している状態。

と、思うと、非常にいろいろ妄想の可能性が広がるように思うのでした。


それでね。
黒サガがムウ様にいろいろやってるアレコレも、ほんとは白自身も望んでいたものだという事実を白が突きつけられたら、どうなっちゃうのかな~白サガ、とか。
十二宮の戦いそのものも、結局白はシオン(に象徴される全て)を許していない、忘れていないということなんだろうな、とか。
白は止めてるふりをしていて、自分も止めているつもりだけれど、実は止める気なんかないのでは、とか。
結局、黒は白がやりたいけれどやれないことを代わりにやってあげるというのは、まさにカノンの「兄さんは神、俺は悪」と本質的に同じで、双子はつくづく発想まで同じなのね~とか。


*拍手いろいろありがとうございました。
失われたシベリア長編にも暖かいお言葉ありがとうございました。お言葉すごく嬉しかったです。いずれ断片だけでも隅っこにサイトアップさせていただくかもしれません。

以下、折りたたみに拍手のお返事です。




O様
ワンライに感想※どうもありがとうございました~(^^)仔ムウちゃんの「秘密」はぜひ深読みして下さいませ。サガムウは何をしていても何故か薄暗く艶めいていますよね。
剛球の方もしかと受け止めて下さいまして、ありがとうございます。そろぷれいも、状況とか経緯とかで色々と可能性が広がりますよねvサガに命じられてとか、様々なバリエーションも可能ですし。今後とも、推進の方向でよろしくお願い申し上げます~






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