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日々の萌語りとSS
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LoSの終盤、ラスボスサガに対する聖闘士みんなの共闘場面は印象深かったですよね。ようやく黄金聖闘士が協力して闘う姿が見られたと、評判良かったのではないかと思います。

しかし、車田原作について考えてみると。
十二宮編終盤で黒サガはわざわざテレパシーで聖域の全員に「殺したのよこのサガが!!」「そうだオレは神だ!!」(ドオオオン)とノリノリで宣言していますが、あれってあの後どうするつもりだったのでしょうね?

あの時点で聖域に残っていた5人の黄金聖闘士プラス青銅が、一斉に自分に立ち向かってきたらとか考えなかったのでしょうか。自分一人で全員を押さえられる自信があったということ?
それともアテナの聖闘士なので一対一の戦いとなると楽観していて、自分は一対一なら誰にも負けないと思っていたということ?
でも、たとえ押さえこめたとしても、その後の聖域運営が極めて困難になるとか考えなかったのでしょうか。(考えなかったのでしょうね。)

その辺りの元気いっぱいで迂闊で楽観的な黒が可愛くてたまりません。
一人称も「わたし」から「オレ」になっちゃってるし、自分が話題になっている気づいて、もうウズウズして我慢できなくて声にもテレパシーにも出ちゃったんでしょうね。(「知らなかっただろうが、実はこの13年間教皇はオレだったのだ!ウワーハハハ!!」)
頭の中がダダ漏れな黒サガが本当に愛おしいです。(>∀<)


そして、沙織さんの矢が消え、皆が「女神復活ばんざーい!」と喜んでいる場面。
生き残った黄金聖闘士達は改めてアテナに忠誠を誓います。
最初に大ゴマで5人がズラリと横に並び、それからムウ様以外の4人が「獅子座のアイオリア」「乙女座のシャカ」と名乗りをあげていくのですが、この4人は皆一様に口元にかすかな微笑みをのせています。(唇のラインや唇の端をあらわす点の端っこが持ち上がっている)
4人ともが、真正なるアテナを遂に迎えた希望と決意の場面にふさわしい、明るい印象の表情なのですね。

ところが!
ムウ様は、一貫して真面目な顔をしています。最後に至るまで一度として明るさを感じさせる表情を見せていません。
喜びと希望に沸く聖域で、ムウ様だけはどこか物憂げな、淡々とした感情を感じさせない顔のままです。

それまでの、皆が星矢を応援している場面等でも、ミロ達は口を開けたり歯を食いしばったりしているのですが(シャカでさえ長めの汗をふた筋流しています)、ムウ様は短い汗を一筋流しているだけで、他の皆程、星矢の勝利を一心に願って戦いに感情移入している風ではありません。

だからきっとサガが小宇宙通信暴露という荒業に出た挙句、勝手に死んじゃった後、ムウ様は混乱と悲痛の極みでもう無表情になるしかなかったんだな、と、勝手にムウ様の心中を想像して代わりに涙しておりました。

ムウ様にこんな思いをさせて(「まったく、あの人はいつも無計画に余計なことばかり!!emoji」)、復活後の灰サガはムウ様に絶対頭が上がらないでしょうね。



*拍手どうもありがとうございました。夏はアイオリアは鉄板なのですが、ご機嫌な黒と海のカノンもとても夏向けだと思います。
来週から8月中は夏休みモードとなるので更新は間遠になると思いますが、ブログやメールは稼働しております。よろしくお願い致します。





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