いえ、個人的には、ムウ様の平和な未来のためにはカノンの方がいいという結論はほぼ出ているのですが、サガもいいんですよね~。
サガは超絶強くてカッコ良い正統派なのに追い詰められ体質で、結果として報われないところがホントにチャーミング。模範生で最高スペックで優秀なのに、隙だらけなところが可愛すぎます。
そんなサガが泣いていると、バケツの縫いとりのあるアイルランド白麻のハンカチを差し出したい気持ちにかられます。(ムウ様が泣いている時は、物陰から鑑賞しつつ撮影したいです)
カノンは、なんといっても10代少年達に普通にさらっと混じれる永遠の少年なのに、一から軍隊立ち上げて世界征服狙えるほどの実力者。しかも、ポジティブで柔軟で、その上弟気質でほんとに素晴らしいです。さすが神たらし。
カノンが泣いてる時は変なもの食べてお腹が痛いとか、レゴ踏んづけて壊したとか、そういうイメージなので、毛布とあったかい湯たんぽあげたいです。(夏ならアイスと「後で暗くなったらやろうね」って花火セット)
しかし、サガはなんだかんだ言いつつ、カノンに甘いところもいいんですよね。
カノンの方も、甘えんぼのくせに意地を張ってみたりしつつも、兄のことをすごく気にしてたり。
ほんとにこの双子は可愛いです。平和な聖域で、ムウ様と是非3人でわちゃわちゃやっていて欲しいなあ。
うーん、やっぱりチベットの兄弟型一妻多夫でしょうか。
ジェミニの双子、お誕生日おめでとうございます!
サガとカノンのお陰で、どれほどムウ様妄想がはかどる事か…!サガエンドかカノンエンドかは、永遠に答えの出ないエンドレスな問題。
カノンムウって、案外相性が良いと思うのですよね。ふたりとも、聖域に強い思いがあるけれどそこからは遠く離れたところで思春期を送っていました。ムウ様は黄金聖闘士なのに東洋系でジャミール引きこもり。カノンは王道のギリシャ人で黄金聖闘士と同等の実力があるのに、あくまで控えで海底そだち。ふたりは聖域の「異邦人」で、アイオリアやミロなんかとはどうしても自分が異質だと感じざるを得ないと思うんですよね。でもカノンは明るくて変にひねくれてない。ブラコンだけど堂々とブラコン。海底にいたからこそ十二宮編のゴタゴタなんかを知らないカノンは、ムウ様にとって過去のしがらみが一切ない楽な相手だと思うのです。そういうカノンといると、ムウ様は何にもとらわれず幸せになれるんだろうな、って。
とはいえ、でも、やはりサガエンドなんじゃないかな、と思う自分もいます。
だって、サガとムウ様は運命で、赤い糸で、あらゆる理由で宿命的に切り離すことが出来ないから。
無印原作だけでもあれほど「訳あり」描写がある以上、少なくともムウ様側はサガに対して憎しみだけではない感情を抱いている。サガにとってもムウ様は無視できない存在で。
そんな訳で、サガとカノンどっち?というエンドレスな楽しい妄想が尽きないわけですが、ここで一つサガとカノンならではの可能性が輝かしく浮上してきます。そう、カノンはブラコン!
だから、三角関係になってもドロドロしないし、どちらとくっついても残った方が当て馬にはならない。ここがサガ&カノンとムウ様のカップリングの素晴らしいところ!さんぴーとかもいやな感じにならず出来そうです(え)
…さて、お誕生日としてお祝い感があまりに少ないので、お祝い的な小ネタを。
双子の誕生日である5月30日の誕生花を調べてみたら、ライラック(リラ)でした。
ライラックは西欧では街路樹やフラワープリントなどにも見かけるとても人気のある花です。花言葉のひとつは「思い出」。
様々な色のライラックの中で、紫色のライラックの花ことばは「初恋」。
そして5月30日の誕生花は、特に「紫の」ライラック…!
ムウ様みたいな紫色のライラックがサガカノンの誕生日の誕生花で、花言葉が「思い出」と「初恋」(紫のライラック)!というまたしても自分の妄想に優しい世界に、アテナと星の導きに感謝を捧げました。
花弁が5枚になっているライラックの花を見つけて無言で飲み込むと、愛する人と永遠に一緒にいられるという言い伝えがあるそうです。
*拍手ありがとうございます。とっても嬉しいです。更新していない時も、隙あらば妄想しています。
(黒)サガムウが、宿命的過ぎて好きすぎるんですが。
少年サガは聖域を護る聖闘士としてめっちゃ頑張っていました。けれど結局、次期教皇に選ばれたのはアイオロス。(しかもロス自身が「は?俺ですか??」と、サガと張り合う気も無かった感じだったのが余計辛かったでしょうね。)
更に、他の聖闘士にはスペアがいませんがサガにはカノンという控えがいる。それってつまり「自分は退場確実っていう評価?」と、さぞモヤモヤしたことでしょう。
その一方で、自分がいる限りカノンはずっと日陰者。
こんな不安定でダブルバインドな状況にいたら、それは黒が出てくるのも無理はないと思います。
一方、(仔)ムウ様と言えば。
唯一の修復士で教皇の愛弟子で第一の宮の守り手。これほどまでに特別で揺るぎない絶対の存在は、他にはいません。無敵の輝き。
だからサガにとって、
ただ存在するだけで特別で唯一無二だった仔ムウ様がどれだけ憎らしかったかとか、
だけどそういう仔ムウ様だけがサガの闇(含・悪事)を知っているなんてどれほど気になる存在だったかとか、
そのくせサガには、仔ムウ様が聖域内で特別な立場にいるためにどれだけのことに耐えなければならないのかを理解し共感することができるとか、
もう、どう考えてもサガとムウ様は特別な関係にならざるをえないですよね!!
サガは、ムウ様が自分の悪事をばらさないことについてぐるぐる考えずには居られなかったと思います。童虎が沈黙を守っていたのは多分老獪な戦略的なものだと警戒していたでしょう。が、ムウ様がなぜ自分を告発しないのかが分らない。
正面から反抗的で、呼び出しにも応じない。そのくせ12宮の闘いに向けて事態が動き始めても、サガが悪と知っている筈なのに積極的には動かないアリエス。
こんなことされたら、サガはもうムウ様があらゆる意味で気になって気になって、しょうがないですよね。アリエスの真意はなんなのか。
けれどサガは、童虎には刺客として黄金聖闘士のデスマスクを送ったけれど、ある意味童虎より公然とサガに背いているムウ様には懲罰の手を差し向けませんでした。
監視縛りで動けなかった童虎とは違って、ムウ様の反抗は、聖域=教皇の権威を揺らがすという意味でも看過できなかった筈なのに。
デスマスク達教皇派にもアリエスを見逃していることの言い訳がたたないでしょうから、ムウ様を好きにさせておくのはサガにとってかなりのリスクの筈。
ということからも、やっぱりサガはムウ様に訳ありというか、要するにかなり特別な想いを抱いてたとしか思えないのですよね。
サガにとって、ムウ様に惹かれてしまったのは本当に想定外というか、自分でも非常に厄介なことになってしまったと参っていたと思うのです。偽教皇として計算ずくで動いていた筈なのに、よりによってシオンの弟子を愛してしまった。
だから、想いを振り切ろうとも抑圧しようともしたでしょうし、逆にムウ様に仇討されて全てが明るみに出てしまえとも思ったでしょうし、ムウ様の存在を消してしまいたいとも思ったでしょう。
しかも、どう考えても幸せになるルートが見えない。
でもそういう理性とか損得勘定とか計画とかそういうものの対極にあるのが、人を好きになることですよね。全部わかっていても惹かれずにはいられない。
という、宿命的なサガムウ。
帰宅時にふと見上げると、夜空に明るくふたご座が輝く季節ですね。
明るい星が二つ並んで輝くふたご座は、昔から世界各地で
ふたごや兄弟姉妹、親子の星と見られてきたそうです。
黄道十二宮ふたご座は、ギリシャ神話の仲良し双子・カストルとポルックスですが、
明るい2等星の兄カストルは普通の人間で、
1等星の弟ポルックスはゼウスの血をひいて不死身です。
弟の方が明るいんですね。
確かにカノンのほうが正直黄金聖衣似合うと思います。
サガは黒光りする冥衣でぜひ!
しかし、双子座の兄星カストルには大きな秘密が・・・!
↓
↓
↓
カストルは肉眼では1.6等星の1個の星にしか見えないのですが、
実は、似たような明るさの星二つからなる連星なのです。
しかも420年の周期でぐるぐるしてるこのふたつが、それぞれ連星!
更に。
近くにある伴星カストルCも実は連星なので、
双子座の兄星はなんとじつに六重連星系という超複雑な星・・・!!!
サガ、単なる二重人格どころではなく、実はどれだけ複雑なのかと!
そして、ふたご座弟星は見た目どおりの普通の明るい一等星。
そこがまた最高!(天体と解釈一致)
現実運用上では教皇に選ばれなくたって無問題。むしろ、アイオロスをアドバイスと言う名で影から操る宰相や黒幕みたいな立場にだってなれる。影の実力者の方が、実際はむしろ権勢をふるいやすいかも。
けれどサガにとっては、正々堂々と選ばれた「教皇」として君臨するのではないと意味がない。
無印を読む限りではサガは教皇位そのものに執着しています。アイオロスを傀儡にしちゃえばいいと思いつけないほどに。
だから、そんなサガがムウ様を好きになって、それを自分に認めるのは大変だっただろうなと思います。
サガは自分の出自に強い誇りと自覚があったことでしょう。ヨーロッパ文化の揺籃であり歴史ある聖域の系譜を受け継ぐギリシャ出身。まさに正当中の「正統」な聖闘士です。
それに対しムウ様は辺境のオリエント・ジャミールの出身。
8歳も年下のちびっこで、なにより自分を認めなかったシオンの愛弟子のアリエス。
しかも当のムウ様が、サガにとって文字通り聖域であり、よって立つ規範であるサンクチュアリに反旗を翻してジャミールに籠っているのですから、こんな相手に惚れてしまうなんて、サガとしてはありえないかったでしょうね。
でも、自分と違う人間に惹かれるっていうのは恋の基本ですからね。
遠くから来たムウ様、自分の言う事をきかない、聖域に逆らうムウ様は、サガにとって惹かれてやまない魅力の塊だったでしょうね。
脳内では、黒サガってムウ様のことが好きすぎるんだけど、自分のやらかしたことから(シオン殺害など)、絶対ムウ様に愛されるはずないって思ってるんですよね。黒サガ内の白サガに至っては、自分にはムウ様を愛する資格などない、ましてムウ様に愛され幸せになどなれる身ではない、って。
だけど、黒白サガは誇り高いので、自分のムウ様への思いは否定しないんです。むしろムウ様への思いゆえに自分の足元が危うくなることすら構わないほど。
聖域の招集に応じないアリエスのムウ様は、聖域の政治的にはどれほど迷惑で看過できない存在だったことか。でも、偽教皇サガはムウ様の勝手を黙認しているのです。アテナを頂点とし、地上の代行者たる教皇として、厳格な序列のもとに実力者たる聖闘士を管理・統制している聖域において、そのような例外を認めることが、どれほどのトラブルの要因となるか。うお座やかに座は進言に及んでたと思います。
でもサガは、「捨てて置け、何もできはしない」な~んて言って胡麻化してたわけですが、
それもこれも、全部、ムウ様が好きすぎたから。
何もかも自分の計画通りに進めてきた地上代行者・偽教皇のサガ。そしてその役割を十分以上に果たし、聖闘士達から認められていた偽教皇サガ。そんな実力者のサガなのに、ムウ様の事を好きな気持ちだけはどうにもならない。そして、ムウ様もサガの思う通りになど、なってくれない。
でも、ムウ様側もサガが大好きなんですよ。そのことは「誰よりも苦しんでいたのはサガだったのかもしれない…」なんていう、ハア?な発言にも漏れ出ています。ムウ様はサガの事を憎んでいるだけではない。それは原作描写からも明らかだと思います。
ですが、いわば両想いのくせに、なんでこんなに
面倒になるんでしょうね、特にサガ。
それ程までに罪の意識は強いんでしょうね。
サガにとっては、ムウ様に受け入れられることは許しであると同時に糾弾でもある。ののしられた方がある意味、楽。でもムウ様が好きすぎるので、その唇から漏れる言葉を求めずにはいられない。自分の治世を揺るがす不穏分子なのに、ジャミールで好きにふるまわせている。
本来のサガは自制心の強い優等生だと思います。黒サガになっても、理性的な部分はしっかり感じられる。でも、それでも。
波にさらわれるように、head over heels で真っ逆さまに落ちるのが恋なんですよね。
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