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日々の萌語りとSS
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カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞されました。

私はこの作家さんが好きなのですが、内容が素晴らしいのはもちろんのこと、イシグロ氏の文章はとても美しいのです。
端正で、情感に満ちているけれど抑制が利いたブリティッシュ・イングリッシュで、品が良い。
単語も文章もシンプルで難しくないのに、繊細な喚起力あふれるところがなんとも素晴らしいです。

たとえば「わたしを離さないで」のラストなのですが↓(ネタバレなので反転しておきますね)

The fantasy never got beyond that -- I didn't let it -- and though the tears rolled down my face, I wasn't sobbing or out of control.I just waited a bit, then turned back to the car, to drive off to wherever it was I was supposed to be.

ここって、(黒)サガムウっぽくないですか?ムウ様っぽくないでしょうか?(個人の勝手な妄想イメージです)

でも、そんなことを思っていても、最近は「ムウ様可愛い!」「黒サガカッコかわいい!」としか書いていません。ムウ様を泣かせる(啼かせる)ことに熱中するあまり、台詞&ト書きの作文ばかりです。文体とか作風とかに構う余裕もなくなる、ムウ様の魔性の魅力。


*拍手ありがとうございます。連打の方、嬉しいです。やる気沢山いただいてます。


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十二宮編は、星矢たち青銅がいかに黄金聖闘士が守る宮を突破していくかがひとつの見どころですが、原作もLoSもその辺上手かったなあと思います。

青銅も成長して欲しいんですが、黄金の格が下がってしまうのはよろしくないし、パワーバランスもおかしくなってしまう。

相手を甘く見てザコ~弱いのを送りこんでる内に、取り返しのつかないことになるのはバトルものに於いてよくある展開なのですが、星矢ではそこを非常にうまく回避してるなあと、何度読んでも/観ても感心します。

実際の戦争でも兵力を惜しんで小出しにした結果、かえって戦力をどんどん失う=事態が悪化というのが、最低な展開でありながらも歴史的に繰り返されています。(有名どころでは、戦力を小出しにして消耗していった日露戦争とか。)

そういう意味では、十二宮編でも青銅粛清のためにシルバー聖闘士ではなく教皇派黄金聖闘士を送りこんでいればと悔やまれます。

しかし十二宮ラスボスの黒には信念!があったのです。事態を完全に読み間違ってはいたけれど。そこがサガの悲劇でもあり喜劇でもあり、裸聖衣でもあるわけです。


でもそれを言えば、ムーミンパパなんてステキな裸シルクハット紳士ですよね。ムーミンママはまさに裸エプロン。


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ヨーロッパ各国語には”Greek Love”という言い回しがあるようです。(もちろんそういう意味で使われています。)
それから『浴場にギリシャ人がいたら石鹸を拾うな』という諺(?)も。

先日この諺の由来めいたものに出会いました。
それによると;
古代ギリシャのAlexandrosは石鹸がすべるため、つるっと床に落としてしまい、それを拾うために屈んだところを”後ろからやられてしまった”(he got attacked in the back )そうです。
私が読んだ文章からは果たしてどう(何を)やられたのか詳細不明なのですが、in the backという文章のinが気になるところです。

さて、このできごとは時を隔てた今では上記のような諺となってこの生きており、つまり、浴場で石鹸を拾うのに裸で前かがみになってお尻を突きだすと、ギリシャ人に後ろから(以下略)。

ということで、ギリシャ人がいる浴場では石鹸を拾ってはいけないそうです。

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どれほど三次元がジェミニの迷宮であろうと、P'sパルコの期間限定星矢ショップには何があってもいかねばならぬと行ってきました。

もう会期も終わりに近いころだったので売り切れ欠品もあったのですが、追加入荷もあったらしく楽しく商品を選べる品揃え。
今までは一体どの層に向けて発売されたのか分かりにくかった星矢グッズですが;、今回はこの手のコンテンツでは最近主流ともいえる「日常使いできる女性向けグッズ」もちゃんと揃っていて嬉しい!
ということで、柄のあまりの可愛さにまんまと使用用と保存用をダブルで購入してしまいました(^O^)↓



お店には幅広い年齢層の女性(たぶん20~5,60代)だけでなく、男性の姿もちらほら。各商品の縫製や出来をじっくり見比べつつ(←さすが)複数点ずつ爆買いしてるおばさまの傍らで、20代後半くらいに見えた男性は瞬のTシャツを買ってましたv

でも、何よりも嬉しかったのはショップに置かれていた落書きノート。星矢ファンのみなさんの愛溢れるメッセージに思わず落涙です。
すごく手慣れたイラストで現役バリバリ感の方から、当時描いてたんだろうな~と感じさせるちょっと古い絵柄の方、「今でも聖衣描けます!」と金属の輝きも見事なオブジェ形態描いてる方や、「毎週楽しみに見てました」「OOは初恋の人で永遠の恋人です!」との愛の言葉も。

ほんとにほんとに、星矢は何十年にもわたってずっと愛されてきた息の長い作品なんだなあ、となんだかしみじみしてしまいました。
その末裔の端っこに連なれて、私もすごく幸せです。




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カノンとサガ、お誕生日おめでとうございます!!!

いつも「サガとカノン」と呼ばれがちなので、今日はカノンを先に表記してみました。でも、どっちもほんとに大好き♡

あの夏カノンに出会ったのは、人生最大の僥倖です。もらったコンビニコミック3冊がたまたま海編の一部で、前後の話全然わからなかったけれど何故かすごく気になって。
そして海編の続きからハーデス十二宮編へと読み進み、ムウ様の髪パサ…そしてサガとの訳ありげな意味深会話で完全に沼に落ちました。

好きすぎていてもたってもいられず突然人生初めての二次創作を始め、サイトまで作ってしまったはその数か月後。
ほんとにカノンとの出会いが人生を変えたんですよね~(しみじみ)
この沼と巡り合えてとても幸せです。


*長らくの留守の間も拍手ありがとうございました。サガムウボタンの方もありがとうございます!励まされてます!!

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三次元の友人が、高校生時代好きだった男性と偶然再会しました。

当時、彼女は彼に何度か告白して、でも毎回ふられてしまい。私は3年間ずっと相談に乗ったりしていたのですが結局実ることはないままに卒業で、彼とはもう二度と会うこともないだろうねと、彼は私たちの間ですっかり思い出の中の人になっていました。

ところが、長い月日を経て二人はNYで偶然再会したのです!びっくり(@0@)
(ドライビングシューズだった彼女は慌ててJimmy Chooで踵の高い靴を買って、彼の行きつけのレストランへ向かう、というどこのドラマかというような展開)

そして彼の口から、当時彼には事情があったことなども知らされ、いろいろなことが本当にすっきりと理解できて、クリアになりました。

私「あの頃の彼は自分の中だけをみて閉じこもっているような感じだったけど、自分のことでいっぱいいっぱいで、友人ちゃんのことを考えることもできなかったんだね」
友人「うん、彼もまさにそう言ってた、自分は子供で余裕がなかったって」

友人の高校時代の想いが救済されたのも嬉しいし、スーツが似合う素敵なおとなになった二人が巡り合えたのもとても嬉しいんですが、同時にこういうシチュってすごく好みなんですが!
リアルと混同してはいけないのは当然なのですが、頭の妄想野のどこかでターボスイッチが入りました・笑

サガムウでもカノムウでもリアムウでもいい!!
13年間いろいろこじれてたりしたのが、ラストで救われるっていうのがいいなあ~


サイトがどんなに薄暗かろうと、どのCPも最終的にはハッピーエンドのつもりです。
サガムウ悲恋はあくまで最後のハッピーエンドにカタルシスをもたらすためのギミック。

どん底まで落としておいてあげる、これはある意味基本ですよね?


*ぱちぱちありがとうございました!








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さあ、今年もひつじ年の幕開けですね。
2016年はあまり羊活動が出来なかったので、2017年はもう少し羊充したいと思っております。
来る年、いつでもひつじ年。


ということで、新春からまたしても脳内萌えが漏れ出しているのですが、いつもいつも同じ話ですみません…(以下、個人の妄想に満ちたサガムウCP語りです。一部再録)


***
8歳差のいいところは沢山あるのですが、13年振り返り妄想でおいしいのは、ムウ様にとってサガは大人に見えるけれど、実はサガ本人もまだまだ成長途上の小僧だというところです。

28歳と20歳までいくと、流石にサガはその時点で13年も偽教皇やっているし、「Xデー」も近いと分っているので、色々と悟ってる部分もあるだろうと思います(本人もともと優秀ですし)。

でもムウ様という大輪の花(*´∀`*)がほころび始める十代初めくらいだと、サガ本人もまだ20歳すぎくらいで、それはそれは色々動揺したんだろうな~、でも意地でもそんな面は見せようとしなかったんだろうな~、と妄想すると楽しいです。

無意識に日々すごく色っぽくなっていくムウ様に、(こ、これは…;)とか思いながらも、平気な顔して「だからお前は乳臭い仔羊だというのだ」とか、かっこつけてたのかな、とか。
「緊張しているのか?」って訊いてるサガの方も実は内心、心臓ばっくんばっくん、カァァァ・・・///だったら、完全に別キャラなんですが、可愛い。


まあ、そこまでいかなくても、色々と親しくなり始め(意味深)のころはサガもまだまだ若いので、自分の感情や欲望を制御しきれなくなって、いろいろ大変だったんでしょうね。ムウ様は、サガにとっても初めて心を傾けた人でしょうし。

脳内妄想設定では、サガは偽教皇という権力者だし、なんといっても若いし、肉体的にはヤルことはいろいろやっていたとは思うんです。でも心から誰かを求めたことはないというか、状況上ガードを解いたこともないでしょうから、人を愛して求めることを知らなかったと思うんですよね。

保身や戦略的配慮としても勿論ですが、それだけでなくサガは周囲に対してや自分自身への不信や、欺瞞や、プライドや、シオンに否定されたトラウマなんかがごっちゃになって、誰かを愛することができない。怖い。
けれどそんなサガが、そういうのを全部押し流されて好きになっちゃったのがムウ様で。

そういう意味では、実はサガムウも♡初恋カップル♡なんですよね。…初々しさのかけらもないですが。


それから、年の差があることで、サガは逆説的にムウ様の前では素直に隙をみせられた部分もあるように思います。
カノンやアイオロスといる時のサガは、対等な彼らに等身大の自分で接することができる半面、弱みや隙は見せられないと思います。対等な友人である彼らに負けたくないから。

でも、8歳も年下のムウ様は、いってみれば自分がどれだけ馬鹿をやったとしても、そこには厳然とした年の差・経験値の差があるので、決して逆転はしないという安心感がある。
殊更に自分を大きく見せようとしなくても、普通にしているだけで、自分はムウにとっては絶対値で大人。

いえ、ムウ様に白い目で見られたり馬鹿にされたりするんでしょうが、でもムウなんか、こぼした牛乳ふいてやったのも宿題みてやったのも自分だし!を言い出せば勝てるし、なんだかんだ言って自分のほうがうわ手だから、とすんなり思えそう。

でも同時にムウには勝てないなぁ、って負けも素直に認められる。それは、大きな年齢差ゆえ同じ土俵に立っているわけではないので、張り合う必要が無いからで。

それはムウ様も同じで、どんなにサガにあきれ果てていても、最後の最後は尊敬していることでしょう。(刷り込みにも由来)
実際、ジャミールひっきーのムウ様と、聖域の頂点に立つ偽教皇サガとでは経験値は圧倒的な差がある。強くて賢くて立派な年上の人が、自分の前では馬鹿でダメダメ、っていうのも、いいものですよね。



そして、「男の年齢の半分プラス7歳が愛人にぴったり」だそうです。
28歳÷2+7は21歳。1歳くらいは誤差の範囲ですし、タイミングによっては20歳…。
ということで、28歳と20歳っていう年齢差はほんに良いものだという思いをまた新たにしました。2017年年初。(合掌)


*年末~年始に拍手やメッセどうもありがとうございました。サガムウボタンを押してくださいましてどうもありがとうございます。とても嬉しいです。
新年のご挨拶ありがとうございます。遅くなりましたが、今年も拙サイトをどうぞよろしくお願いいたします。
(お返事は折り畳みに)


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中羊受および双子・獅子・シベリア師弟などについての妄想が渦巻くコキュートスです。
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