まず聖域編では、シュラは教皇側について散った聖闘士の中で、唯一迷った人でした。
魚は揺らがず、水瓶は完全に(←)我が道を行く、蟹も自分なりの生き方をある意味まっとう。
ところが山羊の場合、自分の信念/価値観に基づいて戦っていた筈なのに、疑問を持たされるに至り、最期には「改心」したのに、時既に遅しで。
特に、「自分の価値観が根本的に間違ってたのかも」と気づかされてしまったのは、彼にとっては存在の全否定に近いショックだったのではないかと思います。
しかもそれでも潔く思い直して、正しい道に進もうとしたのに、それがかなわなかったのがシュラという人でした。
そしてハーデス編。
こちらではとにかく慟哭組はひたすら気の毒ですよね。冥衣が沈鬱な雰囲気に拍車をかけます。
しかもハーデス編の戦いにおいてシュラは先鋒を担うんですが大抵かわされ、ついでカミュ攻撃→そしてサガにという流れになりがちで、今ひとつ活躍できません。
シュラの技は本来「一撃必殺」のエクスカリバーなのに、無敵ゆえにヒットしないという創作上の貧乏くじをモロに引かされている感じがします。
カミュ先生との言い感じのかけあいの妙味はサガに負けず劣らずなのですが、どうもシュラには目立つ見せ場がありませんでした。
そして、英語の「悲劇」という単語のTragedy。
この単語はギリシア語でtragos(ヤギ)とoide(歌)を合成した言葉の「トラゴイディア」に由来しているそうです。 (Tragödie)
つまり山羊の歌=悲劇。
しかもニーチェによると「ギリシャ悲劇」とは合唱隊(コロス=コーラスの語源)によって踊り歌われるものであり、演劇ではないそうです。
つまり合唱隊のみんな(ちなみに全員男性)によって盛大に踊り、歌われる山羊の歌=悲劇。
やっぱりシュラという人は、ギリシャ神話の昔から報われないんだな(´;▽;`)と思わざるをえませんでした。
しかしながら!
ムウ様の髪の毛パサ・・・を達成した時点で、エクスカリバーはまさに神器、存在全肯定!シュラは世界の希望の星なのだと、合唱隊の皆とともに歌い踊らざるをえないですね!(^^)b
*こよいは黄金魂なのにリアルタイムでみられそうにありません。ぐぬぬぬ・・・
いただいた拍手を慰めに頑張ります。
リアムウにも拍手ありがとうございました。黄金魂での長年連れ添った感にリアムウ小宇宙が萌え上がりますvvv
(過去エントリーを一部参考にしました)
チャンピオンRED買ってきました。カラーイラスト集、表紙再掲ものも改めて一枚絵のタブローとして見ると新鮮で素敵ですね。(^^)さらに一点一点について作者様によるコメントがあってすごく面白かったです。これはコレクターアイテムかと。
そしてなんといってもセインティア。ちまき先生の美麗絵でサガとアイオリアが手を握りあったり(違)してドキドキするのですが、なんといっても最終ページです!ムウ様が美しすぎて、あのページだけで残りの夏をぴょんぴょんしながら生きていけると思いました。アリエスの角にかかった流れる髪が、憂いを帯びたその表情が、かたわらの貴鬼が、もう最高~~~!///
そんなこんなでムウ様を争うサガとリアですが。(え、そういう話でしたよね?あれ違いましたっけ?)
(以下妄想考察・一部過去考察をリライト)
*いつも拍手どうもありがとうございます。サガムウボタンの応援嬉しいですvvv
拙作内の「食事がいつもおいしそうですね」という感想※をいただいてすごく光栄なのですが(H様ありがとうございます)、実は個人的に食べ物描写は☆矢妄想作文でのこだわりポイントです。
「食べ物がおいしそうな小説は名作」というよく知られた話を目指したいのもともかくとして、黄金聖闘士の虹創作で、彼らの日常生活を感じさせられるのって食べ物なのかな―と思ってます。
常に戦いを意識している黄金聖闘士は衣食住の内、衣と住について基本的にはあまり関心を持つことはないのではないかと。ある程度の快適さがあって実用を満たしていれば、それで良しとしていそう。
一方、食については、軍隊などでもよく聞きますが、取りあえず身近で定期的な楽しみで。(ましてや若い体育会の男子ですし)
聖闘士の彼らが生きていて、その中での生の喜びを感じさせるちょっとした日々のギミックとして食べる場面を書こうと思っています。彼らの(多分限られていると意識している)生の中の毎日の喜び。それは彼らの生命力とか生きていることそのもので。
多分、そんな生の中での体育会系男子は、大切な人に自分があげられるささやかな贈り物は洋服とか花とかアクセサリーじゃなくてごはん(食べるもの)なんじゃないでしょうか。
ということで、ある点ではとっても不器用なサガはムウ様を餌付けしているみたいです。
「生きる」ということに直接結び付く「食べ物」という喜びで互いへの想いを表していく。幼い子には甘いものをあげる。そんな素朴だけれどとても本質的な愛情表現。
――などともっともらしく書いてみましたが、もちろん3大欲求の残り二つについても書いていきたい気は満々ですv 筆力が追いつかないのが無念です。
拍手どうもありがとうございました。連打の方、お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。お返事は反転で。
H様
拍手ありがとうございました。食べ物のメニューは彼らの個性を感じさせつつも、☆矢の世界観にあいそうなものを探しています。(多分おいしいおみそ汁とかは出てこないです・笑)サガのメニューはムウ様が好きそうで、かつギリシャ=ヨーロッパの香りがしてサガの知識や洗練がそこはかとなく漂うものを目指してますv 嬉しいコメントをどうもありがとうございました。よかったらまた覗いてみてくださいませ。
新宿南口から歩いたのですが5,6分でした。高島屋・ハンズ・紀伊国屋をすぎてそのまま進み、悪名高い開かずの踏切を越えてすぐのところ。
「ひつじや」はエスニック料理店なのですが、なんといってもガイジン店員さん達の適当感とやる気の無さに大変異国を感じます。ドリンクも、各国ビールの品ぞろえがすごくてびっくり!しかもちゃんとメニューの品々を揃えているところに更にびっくり!!
(海外では「メニューに載せてるけど無いよ~」って言うのは割とある話なので、実際ちゃんとストックがあったことにちょっと感銘を受けましたW チュニジアのビールとか)
まああれこれはともかく、邪心エリスなみに心に深く隠し持つ野望は「とにかくラム!」です。
子羊を食すー!のがサガの名代としての自分の責務かと。
と言う事で、オーダーにまぎれこませた生ラムとかおいしかったです。
羊って匂いが…という方もいらっしゃると思いますが、マトンじゃなくて子羊で、調理法を選べば全然ok!そもそもラムと言えばご馳走!大英連邦ではクリスマスはラム!
「ひつじや」の生ラムもかつて札幌で食べた生ラムにひけをとらないおいしさでした。
しかも値段が安い!b
昼のランチだと更にお手頃のようです。いつも予約で満員なのがよく分かりました。
店の雰囲気もいい感じにエキゾチック&適当で、誰と行ってもそこそこ大丈夫そうだと思いました。
なにより、大勢の人々の中、心の底で勝手に「ククク…子羊を思うさまいただくのだ…!ウワーハハハ!!」とサガの気持ちになって食べられるのが良かったです。自分もすっかり二重人格なこの頃です。
*拍手どうもありがとうございました。ジェミニ部長が羊グッズをどんどん開発する未来がみえましたw お問い合わせの件ですが、私は火の星座です(^^)v
すごく根本的な疑問ですが、カノンの存在は聖域で秘されていたのでしょうか?
今のところ拙宅の妄想話では秘されていた説&多分原作描写を見るに誰も知らない=極秘だったっぽいかな、と考えています。
しかしながら、「悪さばかりしていた」@カノンの話がある程度本当なら、サガの評判もそれにひきずられて地に落ちていたのではという疑問が当然でてきますよね。
サガ自身は12宮の乱以前は顔はフルオープンでしたし、高位の地位(黄金聖闘士)の超絶美形で時期教皇候補となれば、近隣の村でもかなり有名人だったことでしょう。
つまり、見た目そっくりなら、カノンのしでかしたことはサガの行状だと思われそうですから、カノンの言葉通りならサガの評判は「神のよう」とはいかないんじゃないかと。
となると可能性としては、
①カノンの悪さは聖域からは遠く離れた場所でなされていて、しかも聖域が把握するような性質の物では無かった。
②またはカノンの悪さは本人が言うほど極悪でも、人の話題になるような深刻なものでもなかった。
というどちらかのパターンなのではないかと推察されます。
しかし、作中でカノンはサガとそれなりの頻度で顔をあわせ、悪を囁きかけているようです。となると、カノンもそれ程聖域と接点のない場所に常駐していたという訳ではなさそう。
LCのデフみたいに仮面をかぶっていれば、このあたりは上手く辻褄があわせられると思うのですが、カノンはとても仮面かぶりそうにないですしね。(花粉症ぎみでもマスクは嫌い)
となると、やっぱり有力なのは①のほう、「本人の申告より大したことない悪事」ですよね。巷でよく言われるダブルドリブルとかメロンパンの皮だけ食べたとかいう類のあれ。
とはいえ。いずれにせよ、「カノンの存在は秘されていた」と考える方が、妄想が捗るのは間違いないのでそういうことで。
(一方海軍ですが、カノンが余計なことさえしなければ、実はアテナとポセイドンは戦わないパターンもあったのでしょうか。実際エリシオンの星矢達に黄金聖衣送ったりしてますし、聖闘士と海っ子達がゆるゆる~っと慣れ合ってる姿をぜひ見たいものです。)
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その他☆矢派生作品(Ω、LC等々)の感想も。
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