蛇足のつぶやき＠自由落下（黒サガムウＳＳ）

「自由落下」（黒サガムウＳＳ）に関する蛇足つぶやきです。何ということもないですが、一応たたんでおきます。

＊「好きにすればいい」と言って、あくまでムウ様の意思に任せるところが、実はとっても精神的Ｓだと思う黒サガです。される側は「無理矢理」の方が言い訳できますよね。言い訳という逃げを許さないのは、強引に何かするよりもよほど高度なＳだと思われます。

それとも、無理矢理力づくで手に入れることにはもう価値を感じない、正真正銘の王様なのかもしれないです。たった一つのもの以外は、なんでも手に入ってきたので。きっともう、力づくで手に入れられるものには本当に欲しいものなんて無い⇔本当に欲しいものは力づくでは手に入らないって、わかっているのでしょうね。

あるいは、実はいっそ拒否されてもいいと思っている、心優しく潔癖な白も見え隠れ。アテナに弓を引き、聖域を罪で穢した自分はムウ様に決して許されてはいけないと。それにムウ様に逃げ道を与えると言う公平ささえあるのかもしれません。正々堂々、ドバーンと技（罰）は受ける！

ウワーハハハな俺様で最高権力者だけれども、実はナイーブな（黒）サガ。愛を知ると人は誰もが臆病になるというやつでしょうか。（笑）でもそんなことは自分に絶対認めないと思いますが。

＊地獄の業火クラブの洞窟がある村（Medmenham.）のパブで食べたキノコ料理が壮絶にまずかった記憶があります。妙な味付にはかなり耐性がある方だと思うのですが、あのキノコ料理は人生で１、２を争う残念さとして心にくっきり刻まれています。せっかくのヘルファイアクラブの印象よりも。（作中のグロッタはほぼ創作。）

＊フレスコ画好きです。あの質感がとても好み。脆くて、乾いていて、明るくて透明感があって。技法的に制限されてる中でこそのって感じが美しい。

＊万有引力の個人的最萌ポイントは、巨大な質点が小さな物体を引き寄せているだけでなく、小さな物体の方も大きなものを引き寄せているところ。太陽は彗星を捕えて引きつけていますが、彗星もまた太陽を引きつけているのです。引き合う力は双方向。