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日々の萌語りとSS
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ふと「あ、そういえば昔そんな話書いたな~」と思い出した特殊設定のサガムウを、没原稿の墓場から発掘しました。
2009年に初めて書いたサガムウです;;;

拙サイトの他サガムウと全然違う系統の話。ムウ様のキャラ改変(黒化)と捏造設定がひどいです。サガムウ考察もまだごくごく初期段階で、サガはかなり同人的に類型的な造形。
ある意味定番的なんですが、とっても中二系。
処女作からいきなりこんなムウ様像だったんですが、サガムウ間には深い愛があるつもり。


勢いだけの黒羊を読んでみる方はこちら⇒

以下、作品ネタバレ(?)とスターヒルと羊について。






***


当時、ハーデス12宮編のサガとムウ様に身悶え、「これはサガムウだ…!」と天啓を受けて脳内パイプオルガンが鳴り響いていたのですが、まず問題になるのは「スターヒル」をどう考えるか、という点でした。

サガムウをどう描くかというのは、究極的にはスターヒルをどう扱うかに大きく規定されると思っています。
ずっといろんなバージョンのサガムウを書いてきているのですが、基本は「師を殺したサガ」をムウ様はどう許すか・あるいは許さないのか、またはサガを受け入れることについてムウ様はどう葛藤していくのか、という妄想を展開させたもの。

それで、このサガムウは「そもそも全部が、被害者と思われていたシオンの仕込みだったら?」という、スターヒルであったことそのものを別解釈するバージョンで妄想したものです。

スターヒルでサガをキレさせたシオンのあのセリフ、あれがあそこまで空気を読まないものだったのは、サガをわざと挑発してた可能性があるのでは?と。
前聖戦の生き残りで長く聖域の長を勤めていた人にしては、あまりにも隙だらけの発言、襲ってくれと言わんばかりの状況、これはわざとだったと考えれば、説明がつきます。

その後、12宮編でムウ様がアテナについて、「アテナがこのくらいのことを乗り越えられないならそれまでのこと」みたいに言ってるのも、あのサガの乱そのものがアテナの覚醒プロセスとして予定され仕込まれていたものだったんじゃないかって。


ということで、タイトルの黒羊というのは、シオンとムウ様のこと、あるいはシオンのことのつもりです。シオンの掌の上。

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