またしても愛が暴走

週末に、お年玉で大人買いした(矛盾する発言）弱虫な自転車漫画32冊を一気読み、しかもじっくり精読したら、頭の中が熱血スポ根モードになりました。死蔵されていたビアンキやタルタルーガの埃を払う時が到来！？

しかし少年誌系の爽やかでひたむきな脳内だと、どうも薄暗サガムウ妄想は馴染まないんですよね。自分のうじうじ作文の続きを書けるモードに、すぐには頭が切り替わりません。
ということで、まっすぐでイケイケな明るい人と言えばあの人、のことでも考えてみました。



＊ムウ様の教科書ギリシャ語に拍手どうもありがとうございました。ほんとに御大の「何故かつじつまが綺麗にあってしまうマジック」はすごいですよね。
近々サガムウのギリシャ語レッスンＳＳをアップ予定にしてます。

＊リアムウ拍手どうもありがとうございました。リアムウは拙サイトの良心・心のオアシスです。まだまだ書きたいものがあるので、よかったらまたのぞいてみてくださいね。



（以下、例によって愛が暴走した乱文です）

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ハイテンションでご機嫌な自信家の黒サガですが、ちゃんと白やヘルメットの言う事や気持ちを配慮するところが本当にいい人だな～と思います。ある点では白サガよりも性格いいのではないかと。(以下、歪んだ視点による黒サガ賛美）

サガは偽教皇の位についた時点でまだ１５歳だったわけですから、最高権力者としてやりたい放題やっていても不思議ではありませんでした。ローマの少年皇帝なんて自堕落から身を滅ぼしている人沢山いますものね。
でも(黒)サガは大きすぎる権力を手にしても、ちゃんと自制心をもって聖域の運営と地上の防衛にあたっていて。なにか悪いこととか不道徳なことをしていたとしても(ピラミッドとかｗ）、その最後の一線については自分を律していたわけですよね。

そして最強であるべく鍛錬も怠っていなかったと思われます。立場に甘えて怠けていたら、戦士集団を御しきれずクーデター起こされかねませんものね。実際、黒サガは最強の戦士として、12宮編では最後まで完全に倒されることはありませんでした。

そのあたりきちんと武人としての自分をストイックに鍛える傍ら、同時に「神のよう」という評判がたつまでに慕われてもいました。｢神のよう」と言われたのは主に白サガだったとしても、黒の方も協力しなければ、そこまでの高い評価は得られなかったと思います。

白と黒の入れ替わりの主導権はどうなっているのかは謎ですが、黒と白が会話している場面が作中に何度も出てきます。黒にはちゃんと白の意見もきく度量も公正さもあるんですよね。

そんな風に、男らしいストイックさや公正さもある一方で、黒サガにはメットの涙には心を揺らす繊細さもあります。who are you?と言われて動揺したりするのは、相手の言葉にきちんと向き合う公平さと感受性があるからですよね。それはいい意味での繊細さ。

明るくて積極的で果断で、自信家の王さまで、能力高くてリーダーシップもあって、でもストイックで感受性豊かで、公平で男らしいなんて、すっごくチャーミングじゃないですか！

灰色サガが一番かっこいいと思うんですが、黒サガもいいんですよね～///　こうして愛に歪んだ目で見ると、結膜炎の赤眼も、ノリノリの▽の口も、すっごく可愛く見えます！(愛が暴走モード中）

唯一（？）問題があるとしたら、覗かれた位で側近の雑兵を殺してしまうところでしょうか。
あそこは、そもそも風呂場に鍵をかけておくとか、結界バリアでも張って置くとか、覗かれちゃっても魔皇拳で忘れさせるとか、いくらでも手はあると思うんですよねえ。

さらに言えば、どうしても殺さざるを得なかったとしても、せめて噂になるような死体の聖域内ポイ捨てはやめてアナザーディメンションぐらいしてもいいのではないかと。・・・と、考えていると、この詰めの甘さがまた可愛くて～。（＞▽＜）
仮にも権力の中枢・偽教皇なのに、いいの？そんなに雑で脇が甘くて！

ということは、年中さん達が一生懸命頑張って黒のいい加減なところをカバーしてたのかと思うと、それもまた萌えます。
「またかよ。これで今年に入ってから何回目だ？」「・・・文句を言っていないで、行くぞ」「まったくあの人は」みたいな会話をかわしながら、黒の後始末にあたる年中さんたち。

黒は正体隠しているので、結構くだらないことでも年中さんがやらなきゃいけなかったりしたんでしょうね。おやつのおつかいとかｗ
そんなにしてもらえるまでに支持されている黒サガは、やっぱり魅力ある存在なんでしょうね。
そりゃムウ様もイチコロでも無理ないと思います。
(書き逃げ）