「なにかを失うほうが、同程度のものを得るよりも、切実に感じられる」

5月20日は中国のネット界隈で『我爱你』＝『I Love You』の日だったそうです。数字の520の発音がI love you に似ているからと教えていただきました。（SMさんありがとうございますー！＾０＾）

では、双子の誕生日である5月30日は何の日なのかな、双子がらみの記念日だといいな～とググってみたところ『ごみゼロの日』。…うん、そうかもね。
でも心の中では、「ムウ様が双子の誕生日をお祝いする日」という記念日だと思ってます。3人で仲良い正三角形。


(以下、聖戦復活後になっても拙サガムウは何故薄暗いのかという反省サガムウ考察。電球替えろっていう話です）

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「なにかを失うほうが、同程度のものを得るよりも、切実に感じられる」
（Pinker『How the Mind Works 』1997年、邦訳『心の仕組み』)

復活後のサガムウがラブラブしているという話がどうにも上手く書けなくて困ってます。40w電球のサイト…（；∀；）

ずーっと考えているのですが、果たしてサガは聖戦後の世界で、自分の過去ーしでかした罪とどう折り合いをつけて生きていけるでしょうか。

サガが、カノンみたいにはいつくばって許しを請い、償いを誓える人だったら良かったんですけれど…あくまで自分の存在を消すことを選んでしまう人なので。

でもそれは、決して自分の罪と向き合うことからの逃げではないと思うんです。サガが犯した最大の罪はアテナに対してのものです。他の罪や失敗ならともかく、サガみたいな完璧主義気質のアテナの聖闘士にとって神＝アテナに対する罪と言うのは、許されるとか償えるとかいうものではない。
サガは、アテナに刃を向けた自分が、”アテナの聖闘士”として世界に存在することは最早ありえないと判断したんじゃないでしょうか。恥じて悔いて自殺するという情緒的な逃げではなく、論理的な選択。そしてサガは自分の罪や業にムウ様は絶対巻き込みたくない。

だから、きっと復活後のサガはムウ様に対して一歩踏み込めないんじゃないかなあ、と思います。
自分達が恋人同士だと、ムウ様は否応なしにサガの罪や過去に関わってしまう。サガは、ムウ様には一点の曇りもなくすっきりと幸せになって欲しいでしょうから、やはり自分のようなカルマまみれの人間は身を引いた方がいいかと思う。
でも、ムウ様が誰か他のものになるのも絶対許せない！って嫉妬もある。
ということで、どちらにも踏み出せないから、結果的にどっちつかずの状況にとどまりつづける。

そんなサガをムウ様はどう受け止めていくのでしょうか。

とにかくなによりムウ様は不安だと思うんです。なぜなら、サガは実際アテナもムウ様も全部置きざりにして死んでしまうことができた人ですから。

だから、聖戦後のムウ様の側もサガの苦悩に対してやっぱり踏み込めないかもなあ、と思います。サガを二度も失ったムウ様は、失うことのこわさや痛みを知っているので。

ムウ様は今、持っているもの、手の中にあるものの大切さと、それがいかにあっけなく失われてしまうものなのかということがよく分かっている。だから今、ここにあるサガとの時間、サガとの関係を万一にも不安定にしてしまうような踏み込み方はできない。
問題の本質を突き詰めることが、サガとの関係を壊してしまうことになるのがこわい。


――なんて妄想していると、結局ふたりのどちらもモジモジしていてそれじゃ駄目だよ～ってなっちゃうんですよね。ここはどっちかに開き直ってグイッと強引に行ってもらいたいところです！聖闘士らしく、問答無用ばーん！って。


ということで、サガがふっ切って強引にいくパターンと、焦れたムウ様が強引にいくパターン、この二つのパターンで聖戦後ラブラブ妄想できるかな、と思いました。
敢えて言いますが、にえきらないサガの態度にモヤモヤをつのらせたムウ様がサガに対して挑発的な行為に出るっていうのでもいいですよね。(性的な意味で）

サガムウはとにかくハッピーエンド♡(信念）





(脳内最有力反対勢力として「だからムウ様にはカノンエンドがいいって最初から言ってるじゃん！！」ていうのもあります…ほんとそう思います）