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日々の萌語りとSS
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前回の愛ある黒サガムウ@のジャミールの続きです。

色々自分なりに、「サガの乱」について考えた結果の妄想です。

原作に書かれていない部分を捏造したり(というか、そもそも全てが捏造ですが)、
ひいきが著しいですが、スミマセン。

寛大な気持ちで読んでやろうという方、どうぞお進み下さいませ~



***
 
 
 
サガはなぜあんな事をしたのだろう?
 
 
それは私の心に新しく芽生えた疑問だった。
 
 
そしてシオン様。シオン様は何事かが起ころうとしていることに気づいていた。
ではなぜそのための準備をしたり、防ごうととしなかったのか?
 
いや、違う。
私にジャミールに行けと言った時、幼い私でも生きていけるよう必要なインフラとシステムは既にできていた。ということはシオン様はやはり事態をある程度予見し、準備していたのではないか?
では何故事態を避けようとしなかったのか?
 
それにシオン様ほどの人が、いくらサガが相手とはいえ、予想済みの攻撃を受けた時、一撃の下に倒されるなどというのはおかしくないか?
 
思いがシオン様に及んだ時、私の内部に熱い溶岩のような憎しみが沸々とせり上がって来るのを感じた。
サガ。邪悪な教皇位の簒奪者。--彼を許すわけにはいかない。
シオン様は私に、サガの手から逃れよと、かたきを討てとジャミールに逃げるよう言ったのだ。
サガを決して許さない!
 
私は自分の中に膨れ上がった強い憎しみに耐え切れなくなり、外に駆け出すと修行場にしている岩山に一人向かった。


 

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