サガムウ好きとして当然サガも好きなんですが、自分の思うところのサガってどのサガなんだろう…と、ふと思いました。サガはいろいろ複雑だし、時期によっても別人ですよね。
(以下、妄想による原作サガの分類です)
料理人がネパール人、店内のお客さんも私達以外は全部外国人(ネパール人?)、内装のいい加減さも飛び交う言葉も多分ネパール語のみの大久保の激安店です。「モモ」もありました。
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サガにとっては自分がムウ様を愛することはアリでも、ムウ様に好意を寄せられると言うのはきついんだろうなあ、と思います。
自分がムウ様を深く愛して、拒否されるという罰を受ける。それは自分がしでかしたことにふさわしい。
愛する者に拒絶されるのはとても苦しく辛いけれど、多分最初から自分がムウ様に愛されるなんていう希望は持っていないでしょうし、自分の様な人間はムウ様の愛に値しないし、幸せになるべきではない。
何の償いにもならないけれど、せめて自分は傷つくことで、自分がしたことの報いを受けるべきだ。
これなら、ある意味シンプルですよね。希望を持つことを自分に許さない訳ですから、苦しいのも予想の範囲内。
ところが、ムウ様に愛されてしまうと、二重拘束的な状況になってしまいます。
愛されて嬉しい→だが、あんなことをしでかした自分には幸せになる資格がない。→でも両思いなんだから、もっと仲良くなりたい→ムウを自分のようなものの運命に巻き込んではいけない。→……(エンドレス)
絶望って、望みを絶たれるからあるわけで、中二っぽいいい方ですけれどそれなら望みがないって思ってる方が精神的には楽。
どう考えても受かりっこない試験に落ちても、すごく残念だとしてもある意味ショックそのものはそこまで大きくないと思うのですが、もしかしたら受かるかもしれない、成就するかもしれないとほんの少しでも思っていたら、ダメだったらものすごく辛いですよね。
しかも、ムウ様と両想いになることに躊躇があるという点で、サガとしては全力を出しきっていなくて。
だから、サガムウ(復活後サガムウ)では、「愛される方が愛されないより辛い」というルートもあるかもなあ、と思います。
まあ、そこからなんとかしてハッピーエンドに持っていくわけですが、サガムウはいろいろ障害多くて大変です(そこが妄想のしがいとも^ω^)
*いろいろ拍手どうもありがとうございます。支部の方も見てくださいましてありがとうございます。お返事はまたあらためて!
日常生活に不器用なところがあるサガもいいんですが、基本有能な人はその気になればなんでもできちゃうと思うので、なにをやらせてもそつがないというドリーム設定。(以下、個人の脳内の勝手な妄想設定です。長文注意;;;)
*ぱちぱちどうもありがとうございます。このところ天候不安定ですが、どうぞ皆様お体にはお気をつけ下さいませ。
いましたんですが、ポイントはそこで取り上げられたのが聖衣マイスシリーズ。
しかもサンプルがムウ様だったので、もうそれはそれはそれは!!!
高品質コピーマイスの問題については、以前ニュースのコーナーで取り上げていたのをみたことがあり、その時はアイオリアだったんですよね。で、当時は「そうよね、やっぱり星矢を代表する聖闘士としてメジャーなのはアイオロスか、でなければ黄金魂やLoSやったばかりだしアイオリアよね」と納得してたんです。そうしたら、数ヵ月後の昨日30分の特集番組になるというので、ふむふむと思って録画予約しておいたのです。
そうしたら。
まさかのムウ様回だったー!!!!!
星矢や青銅でもなく、リアやロスでもなく、シャカですらなく何故にムウ様???
しかも、冒頭はいきなりサガですよ。えっ、サガムウ特番????!
実は放映前から、コピー/クローンムウ様についてはツイッターなどで妄想が盛り上がっていたんですが、実際に番組をみたら燃料を爆裂投下されて宇宙創世のビッグバンを起こしました。
だって、あの冷静ぽいムウ様が、3Dプリンターで身体のカタチを隅々までくまなく精査され、そのまま完全に複製されちゃうんですよ!(鼻血)
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まずは「弟嫁」の場合。
いうまでもないんですが、サガの罪悪感は相当なものだと思います。
サガ自身が長男気質で、「自分がしっかりしなきゃ」(=世界は俺が守る。アテナにはまかせられない)という責任感が強い&自分のやり方が正しいという思考の人なので、弟のお嫁さんに手を出すとなると、相当心理的負荷が大きいと思います。
ましてやカノンのことも、双子のくせに完全に「弟」として見ている訳なので(カノン側も同じですが。自分で自分のこと「弟を見捨てる気か―!」とかいってましたし)、庇護すべき・監督すべき弟からその妻を寝とるとなると、ものすごい葛藤があると思います。兄である自分が、弟のものを奪うとは、って。
(なんだかんだで、サガはカノンのことも可愛がってますしねv)
しかし、そこまで分かっていながらも、どうしても手を出さざるを得ないほど弟嫁に魅了されちゃうんですよね~。
自制心が強い人の心理的な城壁が決壊するのが大好きなんですが、サガは白黒状態の中で偽教皇を長期に渡ってこなせるくらい自分をコントロール出来る人なのに、ムウ様の魅力には抗えない。
黄金聖闘士として、最年長として、兄として、絶対そんなことをしてはいけないと分かり切っているのに、どうしても弟嫁が気になって仕方ない。
ものすごく葛藤して葛藤して葛藤して。
でもついにある日、隣で夕飯のソラマメかなんか剥いていたエプロン姿のムウ様が、サガが静かなのに気付いて「サガ…?」と顔をあげたその首筋の白さや問いかける大きな翡翠の目に、自分を押さえきれなくなって――
ってなっちゃうんですよね~(´▽`)
ではムウ様の方は、どうなのかというと。
信頼して慕っていた義理兄の行動にショックを受けるし、カノンに悪いって言う半端ない罪悪感があるんでしょうけれど、
そこから、実は潜在的にサガのことが気になっていたことに気づかされる純愛展開とか。
一回だけのその関係を忘れられないまま、時折サガの目に垣間見える苦悩や熱情を見ないふりでそしらぬ顔で日々を送るとか。(なんだったら、時にその時のことを思い出してひとりでしちゃってもいいんですよニコッ♡)
カノンにはとても言えない…!っていうところからの、一線を越えてしまったから押さえがきかなくなったサガに繰り返しあれこれされて開発されてっちゃうとか(変えられてしまった身体はもう誘惑を拒みきれないーみたいな例のアレ)展開とか。
…いろいろ夢は広がります♪
*更新無い間もたくさんの拍手どうもありがとうございます。
生存確認には、もし良かったらツイッタ-の方ご覧くださいませ。@gotoplanisphere
とはいえ、ツイッタも一日一回くらいしか呟かない低頻度ですが;;; お返事はおりたたんでおきますね
「堅い瓔珞はまっすぐに下に垂れます」
堅い瓔珞はまっすぐに下に垂れます。
まことにこれらの天人たちの
けれども堕ちるひとのことや
けれどもたゞさう考へたのと
そこに堕ちた人たちはみな叫びます
こんなことを今あなたに云ったのは
自分が堕ちるとは思ってもみなかった天の人は、堅い瓔珞のように輝いていた少年サガ。失敗など他人事のように自信にあふれ、信じた道を邁進していました。
けれど13年前のあの日、スターヒルの丘でサガは、ひらめきかゞやいて堕ちていってしまいます。水素よりもっと透明な悲しみの、まっすぐに天を刺す氷の鎗の、無言の叫びをあげながら。
そして偽教皇としての13年間、味のないくらゐまで苦く、青黒さがすきとほるまでかなしい鹹水を噛む絶望の内に、たうとう自分の駄天を信ずるにいたり、そして一そうかなしくなります。
そしてサガに言うんですよね。
こんなことを今あなたに云ったのは
いちばん強い人たちは願ひによって堕ち
と。
――これってすごくサガムウみありませんか…?(///▽///)
それで、ムウ様はサガを罵倒したり、サガの脛の傷をビシバシ指摘するといいと思うんですよね。それこそがサガにとっては泳ぎきるために必要なことでしょうから。
ムウ様は8歳も年下だし、ジャミール暮らしの職人肌で世間知らずなところもあるけれど、きっとある意味その分、憎しみやこだわりなどの夾雑物に惑わされず、純粋に真理や表面には現れない真実に到達する力があるんだと思います。
もちろんアレコレ悩んだり泣いたり恨んだりするんですが、最後は本当のことを見つけ、それときちんと向かい合う力がある。
その点、聖域で偽教皇を演じ続けているサガは、有能なだけにかえって現実世界に取り込まれているし、自身がやらかしたという自責の念もあってどうしても心理的に逃れられない。
そんな、偽りやしがらみや矜持や伝統や責任などのもろもろに縛られているサガに、まっすぐに真理=救いを届けてあげられるムウ様は、サガのguiding angelですね。
アイオリアの場合は、身内が絡む話なのでとにかくとても信じることができなかったと思います。でも、リアは「兄じゃないなら誰が真犯人か」という思考の方へはいかず、ひたすら「兄は絶対そんなことはしない!」とただ強く信じ、言葉や論理では周囲を説得できないから、自分が立派な聖闘士になって兄の汚名を雪ぐ!みたいな感じだったかと。
原作描写によると、年少さん達はサガのことは完全に過去扱いで、ムウ様に言われて「思いだしたぞ、行方不明のジェミニの聖闘士がいたな」みたいな事を言っていました。みんなにとってはジェミニは退場済みの人で、多分あまり思い出すこともない存在だったような印象です。(だから、「まさか消えたと思っていたあの男がずっと聖域に!」みたいに驚いていたわけで)
年少さんたちにとって幼少時に憧れていたダブルヒーローが二人ともなんだか訳分からないことになっていなくなってしまったショックは相当なものだったことでしょう。子供だった黄金達は、13年前の事件についてはトラウマめいたものとしてそれ以上考えたり思い出したりすることもなく、厭な思い出として記憶の底に封印したみたいになっていたのかな、と。
それに、小さい子供の記憶って曖昧ですし、子供は自分が育つのに忙しい、基本未来を見ている生き物なので、あまり過去のことは振り返らなかったのではないかと思います。特に黄金達は日々修業等々に忙しかったでしょうし。
だから、いなくなってから長い時間がたったジェミニの聖闘士については、考えないし思い出すこともない。
そんな中でも、原作ムウ様はしっかりサガのことを覚えていて、語っているんですよね。
のみならず「神のようで皆に慕われていた…」とまで言って、キラキラ輝く回想場面を小宇宙上映するムウ様…。少女漫画の王子様のような白サガは、あの場面のナレーターであるムウ様の脳内イメージの白サガなわけで。
――ということで、無垢な心で原作を読んだとしても、ムウ様とサガはやっぱりどう考えても訳ありにみえるんですよね(///ω///)と、いつもと同じ結論になりました。
どうしてもこの結論になるのは、それが事実だからなのか、それとも私の腐眼鏡がVRゴーグルレベルに高機能だからなのでしょうか。
*拍手どうもありがとうございます。とても嬉しいです!
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